歌詞

深く傷ついた心を　癒してくれるのは猫だけ 白い綿菓子のような猫だけ どうか猫の温もりで　凍て付いた心を溶かしてほしい 傷ついた心を癒してほしい あなたの温もりよりも　猫の温もりだけあればいい 秋風が頬を横切るけど　悲しくなんかないわ 私の描いた錦絵の中には　あなたはもういない 一人寂しい秋の夜長に　猫の鼓動と私の鼓動は 重なり合い　心の氷は溶けて行く 秋雨降り続き　紅葉散り　 私の心も涙が止まらない 雨があなたの想い出を　流してくれる あなたが残した傘などいらない このまま濡れて帰る 想い出も一緒に捨てて帰る 私を待っているのは猫だけ やわらかな白い猫に頬寄せて 猫に温めてもらった体で　歩き始めれば そう　新しい息吹も目覚めるのよ そうよ　これからは強く生きて行ける 一人でも生きて行ける あなたの温もりよりも　猫の温もりだけあればいい 秋風が頬を横切るけど　悲しくなんかないわ 悲しくなんかないわ