歌詞

作詞：シライシナオヤ

作曲：シライシナオヤ

甘い体温に解けたガラクタみたいだ 靡く様に他人を彷徨って 感覚でさえも無くなった 消えてしまいたい夜に限って 思い出してしまうその声が ジャンキーな餌だと気付いてしまったんだ いつかは朽ちてしまうだろう？ 花弁も綺麗な儘の愛も！ 暴いてよ！ もっと深くまで 堕ちて行きたいのさ 伽藍堂の身体にだって愛が欲しい 抉ってくれ！ もっと痛むまで 教えて欲しいのさ 壊れた頭で祈っているだけ 脳天に蔓延る病みたいな優しさ撒き散らして 全部終わりにしようと思った 縋り付く事を恐れて 「最低なんて口ばっか。 こんな命ならば投げた方がマシ！」 受胎告知と百合の籠 彼の絵画みたいに笑っていたくて 薄れていく時間の感覚と 痛みに慣れた扁桃体じゃ 何回目かなんて判りはしない 目を背けてしまいたくなるぜ 今は正しく忘れたい 暴いてよもっと深くまで 抉ってくれもっと痛むまで 何も見えなくなる様に 暴いてよ！ もっと深くまで 堕ちて行きたいのさ 伽藍堂の身体にだって愛が欲しい 抉ってくれ！ もっと痛むまで 教えて欲しいのさ ボロボロのまま漂って 全部嫌って、逃げ出して 愛憎の連鎖に呑まれて 曖昧な縁でも構わない 愛が欲しい 抉ってくれもっと痛むまで 満たして欲しいのさ まだドロドロの傷が疼いて 壊れた頭で祈っているだけ