六月の町

ノンブラリ
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楽曲解説

今が旬です!

歌詞

作詞:山本きゅーり

作曲:ナオハイダ、山本きゅーり

静かだって気づいたのは 目が覚めた5秒あとで デタラメな夢が足がつかんだまま 重くなった体をゆらした 桃源郷の向こうでは 味のないパンケーキが手を招いた ゆらゆら揺れる湯気の向こう 子供のぼくが確かにいたのです うるさいなって気づいたのは 目が覚める5秒まえで 飛びたった白いカラスがララと歌い 怖くなって泣いたらはじけた 桃源郷の向こうでは 痛みのない注射で熱が下がって けらけら笑う声の向こう 大人が泣いたあとが残るのです いつからぼくは どこからぼくは 季節を失くしていたのでしょう 寂しいなって気づいたのは 虚しいなって気づいたのは 戻れないって気づいたのは いつだったっけ いつだったっけ 桃源郷の向こうには きっと何もないよ ほんとはないよ 目が覚めたぼくが向かうのは 紫陽花の咲く六月の町 ここからぼくは どこまでぼくは 季節を追いかけてゆくのでしょう

アーティスト情報

2012年活動開始。人懐っこさ溢れ、透明でイノセントな光を放つヴォーカル「山本きゅーり」の歌と、色彩豊かで、映像を喚起させるセンチメンタルな歌詞とメロディ、人柄が滲み出る暖かな音色のアンサンブルは、世代、ジャンルを問わず早耳リスナーを中心に、活動間もない頃から注目を集める。 2013年9月にリリースした初の全国流通盤”Lily yarn”が、WEBを中心に「インディー / シティポップへの、10年代からの回答」と手放しの賛辞を受け話題となり、現在でもロングセールスを続けている。 その後2014年には、良質な野外フェスとしても名を馳せる「りんご音楽祭」が企画したイベント「RINGOOO A GO-GO 2014」にてグランプリを獲得、「Shimokitazawa SOUND CRUISING」には3年連続出場を果たす等、心地良さの中にエモーショナルを感じるライブと、遊び心溢れる演奏スタイルによって、着実に全国各地にその名を届けてきた。 そして2015年10月、各地のフェス、イベントへの出演を経て、より深化を遂げ、新たな一歩を踏み出すバンドの今を詰め込んだ、待望の最新作と共に、再びノンブラリの季節がやってくる。

shea

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