歌詞

不完全だからさ 僕らは巡り逢い夜を越え いい加減だからさ 僕らはひとり夜明けを待つ 不完全だからさ 「僕もそうだよ」って抱き合えたのかな いい加減だけどさ 「僕もそうだよ」って笑い合えたのさ 君がいなくなったあの夜に 悔しくて流した涙のわけは 君が言葉をくれたのはわかるのに それがどんな言葉だったか何一つ思い出せなくて 腕に抱えた夜達を 数えて　数えて 変わらずそこにあった横顔を 眺めて　眺めて やけに、大人に　なった気になる あたりまえが惜しくて その懐古が　瞼の中で蝶になって フッと飛んで消えて蛾にかえる 思い出せることだけ思い出して 不完全だからさ いい加減だからさ 不完全だからさ 僕らは巡り逢い夜を越え いい加減だからさ 僕らはひとり夜明けを待つ 君がいなくなったあの夜を越え 嬉しくて流した涙のわけは 君がいてよかったと思うことが 君が僕を愛してくれたことの証だったから 腕から溢れ落ちた夜達を 数えて　数えて 必ずあったはずの横顔を 眺めて　眺めて やけに、大人に　なった気になる 何気ないが幸せで その日常が　瞬きで残像になって フッと飛んで消えて今に帰る 忘れた夜にも君はいたのにな 不完全だからさ 僕らは巡り逢い夜を越え いい加減だからさ 僕らはひとり夜明けを待つ