歌詞

作詞：濱本　悟

作曲：濱本　悟

現実を知らない青い衝動　偏っていくその感情論 不完全な理想には賛同者はいない 正体の見えない黒い焦燥　遠ざかっていく太陽光 不透明な現状の一人の夜は長い 本能さえも疑って　辿り着いたその答えが 目の前に立ちはだかって　道を塞いでしまった 冗談に出来ない酷い症状　膨らんでいく被害妄想 無関係な喧噪が突き刺すように痛い どうにも埋まらない胸の空洞　すり替えられた字幕放送 不安定な演奏じゃ何一つ響きはしない 才能などないと知って　諦めた夢はそうだ 引き出しの奥にしまったきり失くなってしまった 少年が睨んだ現代の不条理　誰にも救いなど来ないとして 輝かしい未来に待ち受けるのは　今も回り続ける車輪の下 境界の見えない嘘と真相　信じられるのは君の体温 不公平で面倒な世界でたった一つの本当 兵隊のいらないその理想郷　君を変えたあの日の演奏 嘘の無い感動を失くしたりはしないよ 細胞中を駆け巡って　芯に触れるその声がそうだ 意味はそこに生まれていて　道はまだ続いていた 少年が掴んだ解答のように　誰もが理由を求めていて この素晴らしい世界を受け止めるには　君だけの答えが必要なんだ 未来を照らす明かりを手にした　君が再び歩き出し目指したのは ずっと向こうへ遠く離れてしまった　あの輝き続ける太陽の下