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作詞:久喜有乃
作曲:久喜有乃/ピウムジカ
身体にぽっかり空いた穴を 冷たい風が吹き抜ける 寒くて凍えてしまう前に 埋めたいから君を呼ぶ きみを掘り起こして 僕に移し替える きみの優しい心があたたかいね そうして きみは 代わりに空いた穴を隠して 笑ってた きみを奪い取って 満たされたはずの心の継ぎ目が 軋んで 痛んで ねえ、思い知ったよ 吹き抜ける風ごと愛したい 少しずつ風化しても まるごと自分だと 穴だらけのこの胸を張って 言えたなら やっと ちゃんと きみの隣に 並んで立っていられる気がするんだ
ピウムジカ piano/vocal久喜有乃(読み:くきあるの/右)とdrums日暮郁哉(読み:ひぐらしふみや/左) から成る 2ピースバンド、ピウムジカ(Più musica)。 2021年6月26日、千葉県で結成。 バンド名はイタリア語で「もっと、音楽を」という意味である。 パーソナルな深層心理と卓越した倫理観念を、声楽由来の伸びやかかつ清らな歌声で歌い上げる久喜と、 従来のパターンを脱し遊び心を散りばめたビートを、歌うように叩く日暮のアンサンブルは、 テクニカルでありながら重厚なグルーヴを持ち、二人というミニマムな編成を感じさせない。 どこか楽典的でクラシカルなメロディを、時にキャッチーに、時にエキセントリックに、 自由自在なアプローチで奏で、音楽の新境地” Più musica”を目指す。 正真正銘、唯一無二のバンド。
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