歌詞

作詞：Sennzai

作曲：bermei.inazawa

淡い蒼が　足元を満たして　地に赫を堕として行く 口にした其れは　必然だった　 何もかも知らないから 美しい　鳥籠のよう　 愚かな雛のまま 翼が無ければ　溺れてしまうだろう 姿を変えても生きたいと願って 飛び立った ああ　アルカディア 求めしものが違っていても 憐れな瞳は　盲目なままに 一縷の希望と　手を伸ばすのだろう ああ　アルカディア 滴るは過ちの名残 悲しみ以外の涙の意味を 願いながら 薫る風は　濡れた頬を優しく伝う　 等しくさす　無機質でも あたたかなひかり　 何度も　傷を重ねて　 黑く淀む羽も　 高く飛べるなら　美しく舞うだろう 抜け落ちた其れは　過ぎ行く故郷に捨てよう　 越えて行け ああ　アルカディア 誰も弱く小さなこども 己の砦で　過去に閉ざされる 苦しみの果てに　何も生まないのに ああ　アルカディア　 償うは歩むべき未来で　 振り向かないで　幾重の呪縛を　 終わらせて　 ああ　アルカディア 怒りも哀情も抱いて 歪なまま　美しい姿で 生きて征け