
透けていく
sleep through lifeこのアーティストのライブ情報
歌詞
作詞:作山拓海
作曲:sleep through life
夏の風、朝日が夜を溶かして 目を覚ませば あなたのいない部屋に射す光で 景色が滲んでいく アスファルト、溜まった水 飛び込んで、笑っている くだらない日々を あなたとふたりで それだけで良かったのに 病室、開いた窓の向こう 広がる海を見て 寂しそうに笑って 「海の向こうに行けるならば 二人、逃げ出してしまおうか」 置いていかなきゃね いらない荷物と思い出を 忘れてしまうくらいが 丁度良かったのに あなたともう一度、夜を越えて 戻らない日々を歌うことを どれだけ望んだとしても 褪せていく、ただそれだけさ まるで嘘みたいに 世界は回ってしまっていて あなたは確かに ここにいたはずなのに ひとりに慣れないままで 少しずつ分からなくなっていくの 忘れたくないのに 触れたその手のぬくもりを あなたともう一度、夜を越えて 他愛のない話を聞かせてよ もうこれで最後にするから あなたを忘れないから とけていく記憶の中で ぼやけていくあなたの横顔 朝焼け、赤く腫れた目 透けていく、背中見つめて 春の風、髪を梳かすようだった 振り返れば 開いた窓から射す光が ちょっと懐かしい気がした
アーティスト情報
作山 拓海 – Vocal & Guitar 外山 渚 – Guitar & Chorus 中村茉絵– Bass & Chorus 神奈川、東京を中心に活動中のロックバンド「sleep through life」。 大人になれない、けれど必死に大人になりたいともがく青年時代の情景を、「風」のように消えてしまいそうな危うさ、切なさと共に駆け抜けていく、そんなサウンドで体現している。












