歌詞

作詞：稜

作曲：稜

終わらない自由研究 殴り書きの文字の跡 白紙のページは 彼女の未来写す これから終末旅行 何も変わらない放課後 同級生達の笑い声に チャイムが重なる プラットホームに人　人　人　人　 家路を急ぐ人　 行き先のない下り電車 路線図をただ眺める 知らない駅の名前 御花畑　影森 車窓にはビリジャンの群れ 線路は海を辿ってない 汚れた鞄の中身 ブルーコンポーゼ 潮騒　わかば　Mineral 時計と薬はない 今日がいつなのか 昨日と明日はどこなのか ここがどこなのか わたしは誰なのか 彼女は黄金の魚を 探す旅に出て 電車に揺られては 何度も夢を見ていた 形も名前も匂いもない 降り立った知らない駅 ただそこにあるのは 波打つ　色と音 油絵具の輝き 惑星の声 睫毛に虹の粒が光る 心のままに歩む 今日がいつなのか 昨日と明日はどこなのか ここがどこなのか わたしは誰なのか 星も月も隠す 　　夜の闇 炭化した動物の骨 そこに感じる 金箔の音が わたしを 呼んでいる 闇と海の声 伸びきった髪が風に凪ぐ 狂ったチューニングで 彼女が死んでゆく 死んでゆく 死んでゆく そしてまたわたしが生まれる