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札幌を拠点に独自のポップネスで活動するランチブレイクの、全てを詰め込んだカラフルなポップナンバー。 一貫した小気味良いリズムと爽やかなギターの上で、次々と繰り出されるボーカルは、情報過多社会における私たちというテーマのもと、3人のフロントマンそれぞれの解釈であくまでもポップに歌い上げられている。 カメダタク(オワリカラ/YOMOYA)サウンドプロデュースによるローファイ感漂うバンドサウンドは痛快で心地よく、要所で登場する巧みなコーラスワークやシンセサウンドによるフュージョン感は、バンドの音楽的センスを実感させる。 ”音楽って素晴らしい”と改めて感じさせてくれる鮮やかな一曲。
作詞:小松チホコ、misaki、クソトングいのうえ
作曲:小松チホコ
おれたちは馬鹿になった 本を知りすぎておかしくなった そんな時 雨が強く降って いらない言葉を濾してくれてた おれたちは馬鹿になった 歌を知りすぎて声は掠れた そんな時 雨が屋根を打って 歌のつづきを 歌ってくれてた 背のびしたつま先で あなたが口ずさむ瞬間をイメージして とっておきを探すの じゃないものばっかやけに光って 大人びたビート 似合わなくても 溢れ出した表情 たまには見せてね そっと積木のひとつ目 抜いてくれ 全て崩れれば全てがひとつ目になるから スマホ持ってるチンパンジーを バッハを知ったカナリヤたちを 馬鹿で不自由なおれたちを 00:00に戻して! おれたちは馬鹿になった 本を知りすぎておかしくなった そんな時 雨が強く降って いらない言葉を濾してくれてた おれたちは馬鹿になった 歌を知りすぎて声は掠れた そんな時 雨が屋根を打って 歌のつづきを 歌ってくれてた 33回転でふわりと回り 擦り切れる風前の灯の言葉は 1000年より全然未来に生物もどきが 聴けたなら偶然に涙の類も落ちればいいね なんて 火にいる馬鹿の思考 ほどなく心身も吹き込んで気持ちいい これがもし 歴史のなかの愚行でも 自身にいいねつけ眠られりゃいいね 夢か現か わからず気付く 獰猛なサイレン ミュートと勘違いを 知れば知るほど 手につかぬ物 薄れていくエゴ 上書き続けるよ おれたちは馬鹿になった 本を知りすぎておかしくなった そんな時 雨が強く降って いらない言葉を濾してくれてた おれたちは馬鹿になった 歌を知りすぎて声は掠れた そんな時 雨が屋根を打って 歌のつづきを 歌ってくれてた (di-di-dado dodo-di di-dado da-da-da-da da-di di-dado-di-da)
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