歌詞

一直線の通学路、坂道急勾配　並んで歩いた２人の後ろに落ちる影 感情を映すみたいな明日の天気予報を　片目で見ながら今日も１人で揺られている どんなに近づいてこようとも言い訳は出来ないのだから 背中を襲われる気配感じても慌てる必要はないだろう？ 「負けないように、泣かないように。」そう言って小指を絡めた 一筋の光の行く先を信じて 「途切れないように　混ざらないように。」そう言って足を踏み出した 細い糸を手繰り寄せ未来を紡いで 今芽吹いた色彩感覚　鍵をこじ開けて 今弾けた絵の具のオイル　ここに僕はいる 重い荷物抱えて走る、逃したギリ電　頬を伝った汗の冷たさが分かる向かい風 駆け出し約２５ｃｍ、聞こえてきた本鈴　走る足音でブレながら何となく聞こえる どんなに近づいてこようとも見ないフリは出来ないのだから 背景が黒で塗りつぶされても怖がる必要はないだろう？ 「逃げないように　腐らないように。」そんな言葉を吐き捨てた 紙を破る音が鼓膜に響き離れない 「弱らないように　挫けないように。」そう言って胸ぐら掴んだ 空気の震える波が揺らいで広がった 今消えたインスピレーション　扉は開かない 今はもうない水たまり　どこに僕はいる？ 知らない間に僕は世界に同化してしまう 空間を把握出来ないくらいの圧力を感じて それでも掴んだ高揚を まだ描き足らないこの貪欲を 抑えきれないこの衝動を 誰も止められない速さで放つ 「負けないように、泣かないように。」そう言って小指を絡めた 一筋の光の行く先を信じて 「途切れないように　混ざらないように。」そう言って足を踏み出した 細い糸を手繰り寄せ未来を紡いで 今芽吹いた色彩感覚　鍵をこじ開けて 今弾けた絵の具のオイル　ここに僕はいる ここに僕がいる