歌詞

作詞：裕麻

作曲：裕麻

ほったらかしの バースデーケーキ 硬くなったクリームが やさぐれてる 苺の色は移り気で ロウソク立てても 様にならない こんなんだったら こんなんだったら 勢いよく 箱ごと落としてしまった方が まだよかったな まだよかったな とりあえず ハッピーバースデー 誰かにとっては平日の ハッピーバースデー 12時を過ぎただけで ロウソクの数は 勝手に１つ増えてしまう 刺した分だけ 穴が空いた 誰もいない 暗い部屋で 消え入りそうな バースデーソング ふっと吹き消した 当てにならない天気予報を 10分おきにチェックして とりあえず入れた折り畳み傘 ただ荷物になっただけだった こんなんだったら こんなんだったら いっそ笑えるくらいに 土砂降りになってくれた方が 二人の距離は 二人の距離は 縮まらないまま はい やり直し 待ち合わせから はい 巻き戻し 何度試しても 理想通りには ならなくたって 君となら 平日だって特別で くだらないね 馬鹿らしいね どうでもいいって 言ってたけど 君は別なのにな バラの花束も クラッカーの焼ける匂いも それっぽい演出も 流行りのリングも つたない手紙も 欲しかったわけじゃないの ただ印つけて知って 一緒にいて欲しかった こんなんだったら こんなんだったら いっそ笑えるくらいに 土砂降りになってくれた方が それっぽいのに それっぽいのに とりあえずまぁ ハッピーバースデー 君にとっても平日の ハッピーバースデー 12時を過ぎただけで ロウソクの数は 勝手に１つ増えてしまう 刺した分だけ 穴が空いて痛い 誰もいない 暗い部屋で 消え入りそうな バースデーソング ふっと吹き消した ほったらかしの バースデーケーキ ゆるなったクリームが 諦めている 苺の色は移り気で ロウソク付けても 様にならない