Eggsマンスリープッシュ　2018.7月号

Eggsスタッフが今月の注目アーティストを選ぶ、「Eggsマンスリープッシュ」のコーナーです。

楽曲クオリティ、ランキング、活動状況などから総合的に評価。
これはチェックしておいたほうが良い！と思ったアーティストをご紹介していきます。

7月はこちらの5組！
様々な楽器で構成されたメンバーが属するユニークな楽団や、癒し系のポップスバンド、並みのギターロックバンドとは一味違う先進的なロックバンドまで、早耳リスナーの心をがっちりと掴むアーティストラインナップとなっています！

・東京塩麹
“反復音楽”とも呼ばれる、ミニマルミュージックを生演奏するという、とてもユニークな楽団。エレキギター・ピアノ・管楽器・打楽器など、様々な楽器で構成されたメンバーが放つ多彩な音世界は、良い意味でちょっと変わっている。現代音楽というジャンルに属する音楽ゆえ、頭で理解しようとするとこんがらがってしまうので、温めのお風呂に浸かっている気持ちで、音に身体を預けてしまおう。不思議にリラックスできること間違いなし！

・フルー
ユニークという言葉は、このバンドのためにあるのかもしれない。“ショートポップロックチューンバンド”と言うだけあって、全ての楽曲は１～２分間程度に収まっている。しかし、時間は短いのだがそのインパクトたるや超巨大だ！個人的には『ただの歌だが光る』という曲のタイトルが一番気に入っているのだが（笑）、しっかしこのバンド…、冗談なのか…？　マジなのか…？　それは、今すぐあなたの耳で確かめるしかない！

・実佑
熊本の弾き語り系シンガー・ソングライター、なんと現役JK。飛行機雲のように、ス～ッと伸びたまま淡～くかすれていくキュートで美しい声質は、とても個性的で、アコースティックギターにきれいに馴染んでくれている。10代らしい等身大の歌詞とメロディーは、アマチュアの特権である【自由さ】が満開でオリジナリティーがあり、彼女独特の薄～い曇り空のような世界感を生み出すことに成功している。とにかく、最近の女子アーティストはプロ・アマチュアを問わずクオリティーが高く、本当に目が離せない！

・shannons
自分たちの音楽性を、“ネクストスタンダードジャパニーズポップス”と謳う、ちょっと癒し系のポップスバンド。力みのない優しいメロディーを力みなく歌いあげるVo.には、列車の車窓から、実家のある街の遠い夜景を眺めているような、ほのぼのとした哀愁が漂う。どこか懐かしい感じがするメロディーラインには、ありきたりなJ-POPにはない深みのようなものが感じられ、なおかつ、聴いたことがあるようで…やはり聴いたことがない、というオリジナリティーもある。21世紀型『はっぴいえんど』…、みたいなバンドになってくれそうな、期待大のバンドだ！

・& Side Dish
自らを“オルタナティブポストロックバンド”と明言するだけあって、並みのギターロックバンドとは一味違う先進性が感じられるバンド。緻密に練り上げられた高度な楽曲アレンジと、それを支える圧倒的な楽器テクニックはプロ顔負けだ。ハードなギターサウンドを、全楽器でこれでもかと強烈に畳み込みまくるのが特徴的でカッコいいバンドだが、次回作では、空間を生かした広がりのあるスローな曲にも期待したくなる…、そんな実力派バンドだ！

いかがでしたか？
この5アーティストの楽曲をぜひ一度聴いてみてください。少しでも良いなと思ったらEggsにアップされている他の曲もチェックして、ライブに足を運んでみてくださいね！！
次回のプッシュアーティストもお楽しみに！

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