11月度マンスリープッシュアーティストインタビュー～Griev fib～

ーまずは自己紹介をお願いします！

平均年齢18.6歳、Griev fib(グリーフフィブ)です。
女性ツインボーカルで他メンバーが男性という稀な編成の5ピースバンドです。
「幸せになれないあなたに捧ぐ、報われない音楽を」という言葉を掲げて、失恋や自分や世の中に対する絶望感などの負の感情は紛れもなく美しいものであると、そういうことを歌う音楽をやっています。

ーバンドを結成した経緯を教えてもらえますか？

メンバー全員が音楽の専門学生で、入学して数日経ったころに軽いノリでchouchou merged syrups. のコピーをやってみようと、とりあえずで集まったメンバーでの相性が良く、このままバンドをやっていこうとなり結成しました。
なので11月現在で結成7ヶ月ですね。
初合わせの時に初対面だったメンバーもいるので、適当に組んだコピーバンドでこのメンバーが揃っているのは、本当に運がいいことだなと思っています。

ー影響を受けたアーティストやバンドのルーツなどがあれば教えてください。

影響を受けているのはindigo la Endですね。
あとは曲によってアルカラとか、海外のインストバンドのpolyphiaあたりも影響しているかもしれません。
メンバー個人個人好きなジャンルやアーティストが全く違うので、メンバーの考えてくるフレーズに尊敬してるアーティストの顔が見える時があります(笑)。

とはいえ、私たち自身あまりジャンルを意識せず曲を作っているので、これといったジャンルがありません。
Griev fibという新しいジャンルを確立していっているつもりです。一応、ポップかなとは思っているのですが、プログレ紛いなこともしているのでどうなのか分かりません。
ただ、他のバンドとは違う圧倒的な違和感が、あなたに刺さればいいなと思っています。そんなバンドです。

ー今、活動をしているなかで一番大事にしていることはなんですか？

一番と言われると難しいのですが、ゆるくやること、でしょうか(笑)。
もちろんきっちりやることはやります。ただこんな曲を書いていてなんですが、考えすぎると疲れちゃうじゃないですか。
人間にもキャパシティというものがあるので、そこには常に余裕があるようにしたいなと思っています。自分たちにもお客さんにも、追い詰めすぎない音楽をしたいなという気持ちはありますね。音楽で人を殺めたくはないので。

ーGriev fibの作品がどのような人に届いてほしい、聴いてほしいなどはありますか？

前記の通りですが、やはり失恋して苦しいという感情でいっぱいいっぱいになってしまった人、自分や世の中に絶望してしまった人、そうでなくても切ないという感情を知っていればたくさんの人に届くような音楽だと思っています。
私も歌詞を書いているときはいつもそんな気持ちです。負の感情はとても重たい、背負いすぎないで欲しくて。
私たちの音楽は負を美しく魅せるための音楽です。

ーこれから控えているライブやリリースなど注目情報があれば教えてください。

11月は13日に渋谷Milkyway、17日に吉祥寺SHUFFLE、12月は10日に下北沢LIVEHOLICが決まっています。是非お越しください。
それとRO JACK for COUNTDOWN JAPAN 19/20で入賞を頂きまして、優勝するとCOUNTDOWN JAPANに出演できます。
この記事が公開されるころには視聴者投票の期間は過ぎていると思いますが、きっと年末の大きなステージに立てると思っているので是非。
詳しくはTwitter(@Grievfib)をご覧ください。

ー今後の展望や理想、目標などを聞かせてください。

まだまだ駆け出しの私たちですが、これからもっともっと進んでいきます。大きなステージに立って一人一人顔を見て、私たちの曲を聴いてどんな顔をしているのか見たい、これが純粋な夢です。
たくさんの人に刺さるような、救えるような、共感できるような、でも他のバンドにはない圧倒的な気持ち悪さ、でも心地いい、そんな音楽をやっていきます。
これからも、Griev fibというバンドを、ひとつの大きな気持ちを、全力で受け取って貰えたら嬉しいです。
末永くよろしくお願いします！