12月度マンスリープッシュアーティストインタビュー～大賛成～

ーまずは自己紹介をお願いします！

大賛成というバンドをやっております、安宅と申します。

ーバンドを結成した経緯を教えてもらえますか？

高校くらいの時からずっとひとりで曲作りをしていて、テレビの仕事を7年くらいやってた時もそれは変わらず続けていて、いざ仕事を辞めた時に、そろそろ発表するかぁと思いましてデモをEggsにアップし始めました。
いかんせん自分の曲が好きなのですごい反響があると思ったら、全然なくって。

そんな筈はないだろうと、一緒に演奏してくれるメンバーをネットの募集サイトで募ってみたら、やっぱり興味を持ってくれる方が結構いて。
間違ってなかったよかったぁ、って思いながら現メンバーの脇山とやることになって、その時便宜上バンド名を飾ろうと思って、"大賛成"というグループを結成しました。

ー影響を受けたアーティストやバンドのルーツなどがあれば教えてください。

中２の時にくるりを聴いたのが全ての始まりです。
音楽の源体験は両親が聴いていた陽水さんとかユーミンとかオフコースとかなんですが、自ら音楽を漁るようなことは全くなくて。

兄弟が観ていたMステを僕もぼーっと観ていたらくるりが出てきて、そのルックスと歌声とメロディと、なんとも言えませんが僕の欲しいやつが全部そこにあって、生まれて初めて自分の意思で「Tower of Music Lover」とか「NIKKI」とかを買い出したあの時のきらきらが僕の全てだと思っています。

ー今、活動をしているなかで一番大事にしていることはなんですか？

曲を作るとき、舞台の一番前に必ず歌のメロディが立っていて、ライトを浴びて踊っているように意識しています。言葉に引っ張られてしまったり、リズムが浮いていたりしないように、ベースラインやギター・鍵盤のコード感が歌のメロディを支えたり飾り付けたりして、素敵な舞台ができたらいいなぁと思ってやっています。
あとは鍵盤で曲を作っていくことが多いので、和音の進行がやりたい放題しっちゃかめっちゃかになりがちなので、できるだけシンプルに、かつ自分が満足できるようなツボはついていくというコードワークを最近は心がけています。

ー大賛成の作品がどのような人に届いてほしい、聴いてほしいなどはありますか？

多分大勢存在しているであろう、中2の頃の僕みたいな、ひねくれきれないひねくれた人達に、少しでもきらきらが届けられたらと思っています。

ーこれから控えているライブやリリースなど注目情報があれば教えてください。

12/1に4曲入りの2ndEP「ショートホープ」を配信リリースします。最近サポートメンバー含めたスリーピースでライブをやることが多く、そのバンド感を一発録りで封じ込めて、そこに僕が宅録感満載で好き勝手色々乗せる、という目標を持って作成し、まあまあうまくいったと思っています。
特にリードトラックの「ショッポ」は脇山と僕が初めて2人で作った曲で、誰が聴いても違和感なく染み込むキャッチーソングなので、みんなに聴いてほしいです。
同日に、ハコベラという劇団の皆さんと作った素敵MVも公開するので、併せて観ていただくと世界観や雰囲気がもっと伝わるかなぁと思っています。

ー今後の展望や理想、目標などを聞かせてください。

台風クラブが好きすぎるので、対バンしたいです。それで、なんか良いって言ってもらうことが今の最大の目標です。