小玉ひかり、てつと出演、メモリアルソングカバーライブ「memoria」オフィシャルレポート

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“楽曲と思い出”をコンセプトに、話題のシンガーソングライターがオリジナル&カバー曲を披露するという新たな“メモリアルソングカバーライブ”、「memoria」。初回となった8月7日(金)の公演に、小玉ひかりとてつとが登場した。

トップバッターを飾った小玉ひかりは、共演者のてつとが体験した〈いやになっちゃったエピソード〉を話しつつ、1曲目“いやになっちゃった時の唄“へ。「画面の向こうのみなさんも一緒に歌ってください」と盛り上げると、続くバラード“海”は「全てを包み込んでくれるような海を想像して聞いてくれたら嬉しいです」と、しっとりと響かせる。

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「夏の思い出」をテーマとしたメモリアルソング企画に寄せられた高校時代の片思いのエピソードを挟み披露した家入レオの”君がくれた夏“のカバーは、その凛としたその歌声が切なく響き渡っていたのも印象的だ。

「しっかり自分を愛してあげてください」と歌い上げた”good night my dear“では、持ち前のポップでカラフルな魅力を余すことなく発揮していた。彼女にとって初めての配信ライブながら、画面を通じてみているオーディエンスにしっかりと目線を送りながらキュートに歌う姿にドキッとした人も多かったのではないだろうか。

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1曲目を”朦朧“でスタートしたてつとは、セクシーで艶のある歌声ではじめから自身の世界観へとグイグイと惹き込んでいく。楽曲はもちろん、自身の夏に関するエピソードを話しながら披露した”此岸にて”は、ドラマティックなピアノの音色と、心に沁みるボーカルに胸がうたれた。

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メモリアルソング企画で若かりしころの別れのエピソードとともに届いたリクエスト曲、鈴木雅之の”ガラス越しに消えた夏“を「謹んでカバーをさせて頂きます」と、大切そうに歌い上げ、「このリクエストを頂くまで実はこの曲を存じ上げなくて、今回すごく素敵な曲に出会わせていただいてお客様に感謝です」と語る姿も印象的な一幕だ。

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その後の“人間だから“では、「一歩一歩一日を素敵に生きて、がんばれたらいいなっていう曲」と、リスナーに寄り添うように声を響かせていた。小玉ひかりもてつともキーボードの弾き語りということで、特別に普段は見られない手元が映る場面もあり、ライブハウスの最前列とも異なる、この日ならではの内容だった。

ラストは2人揃ってコラボ・ステージ。普段「ぷらそにか」というユニットでも活動しているだけに、コミカルなやり取りが続いていく。息ピッタリの両名が選んだ楽曲は「ちょっと大人な感じがする」という菅田将暉“キスだけで feat. あいみょん”。てつとは透明感があり優しい歌声なのに対して、小玉ひかりは普段より低めで柔らかく力強い。しっとりとした楽曲の雰囲気も相まって、ソロとはまた異なる魅力を届けてくれた。

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“楽曲と思い出”がコンセプトの公演だけに、楽曲にまつわるエピソードをいつも以上に語ってくれた2組。メモリアルソング企画の部分もこの日ならではの特別なステージとなっただけに、生配信が終わったあと何度でも見返したいと思うライブとなっている。8月13日(木)までアーカイブが視聴可能なので、気になる人は早めにチェックを。

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event info

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日時
2020年8月7日(金) 20:00~
料金
早割視聴券 ¥1,200(税込) [販売期間:7月28日(火) 12:00~8月6日(木) 23:59]
視聴券 1,500(税込) [販売期間: 8月7日(金) 0:00~8月13日(木) 22:00]
出演
小玉ひかり、てつと
チケット
2020年7月28日(火)12:00~8月13日(木)22:00
※8月13日(木)23:59までアーカイブ配信あり

links

profile

小玉ひかり
2000年生まれ。ピアノ弾き語りシンガーソングライター。
14歳から曲作りやライブ活動を始める。現在は個人のYouTubeも精力的に更新して、チャンネル登録は3.5万人を突破。ソロ活動と並行して「ぷらそにか」「WHITEBOX」のメンバーとしても活動中。 あなたに寄り添う歌を歌いたいです。

profile

てつと
東京都出身 23歳 シンガーソングライター
2017年12月放送テレビ朝日系列「音楽チャンプ」に出演し、その強烈でエモーショナルな歌唱が賛否両論となり話題に。
結成当初から参加しているアコースティックセッショングループ「ぷらそにか」のYouTube動画内でも、独特な存在感を放っている。 日頃の演奏活動はピアノ弾き語りを中心に行っており、時たまのバンドセットでのフロントパフォーマンスも支持を集めている。 ミステリアスな雰囲気に包まれながら放たれる感情的な歌唱は同じ曲でも演奏ごとに雰囲気を異にしており、オーディエンスを魅了し続けている。

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