Eggs Curators しゅっしゅ コラム vol.26

こんにちは。Eggs Curatorsのしゅっしゅ です。
今回は北海道を拠点に活動しているバンドを2組紹介していきたいと思います。

ダルメシア

2021年の5月から活動を開始したギターロックバンド。
始動して間もないバンドを知ったきっかけは、次に紹介するバンド、ili Lighthouse Find it.をきっかけに知り合ったベースの横山くんがダルメシアのメンバーの1人で、Twitterで見かけたことからだった。

Eggsに「再会」、「離愁」の2曲がアップされた際すぐに聴いてみて、どちらも別れの曲ではあるものの、対照的な世界観を感じるものだった。さらに、ボーカルのコンノくんの歌声が活かされていて、とても不思議な魅力があると思った。
「再会」は前向きで力強く、感情が主軸にあった。若いからこそ何も分からなくて目に見えない何かに葛藤していたり、迷っているのが伝わってくるが、とても真っ直ぐだった。
「離愁」は後ろ向きで、感情を花に例えながらも表現されているのが新鮮だった。また、季節の風景と独特の匂いに思い出が重なって記憶されているようにも感じられた。私は切なくて悲しい曲に惹かれてしまうため「離愁」の方が好きだ。
この2曲を通じて、ダルメシアというバンドがどのようなライブをするのか、とても興味を抱いた。

ili Lighthouse Find it.

2019年4月からライブ活動を開始し、現在は活動休止中のオルタナティブロックバンド、ili Lighthouse Find it.（イリ ライトハウス フィンド イット）。

初めて彼らのライブを見たのは2019年11月頃、別のバンドを目当てに足を運んでいたイベントだった。失礼ながら当時はili Lighthouse Find it.というバンド名すら知らない状態であった。 しかし、ライブを見たら彼らの鳴らす音楽が完全に私の好みで、Eggsでは公開されていない音源ではあるが、「room」という楽曲を聞いた瞬間、グッと心が惹きつけられた。

それからバンドのことを知りたくなり、Twitterを見た時にギターボーカルがサポートであることを知り、今までそういったバンドの構成を見かけたことがなかったため、とても驚いた。 またすぐにライブを見たいという気持ちが強くあり、2日後に別のライブハウスでライブがあることを知りすぐ足を運んだことを今でもよく覚えている。過去そういった経験は1度もなかったため、私はこのバンドの音楽が好きなんだなと実感した。

その時にこのバンドのことを紹介したいという衝動に駆られ、時間は経ってしまったものの、今こうして紹介できていることがとても嬉しい。 今は活動休止中であるが、また再開したらライブを見に行きたいと思っているし、いつかイベントに出演してもらえたら良いなという気持ちがある。