Eggs Curators しゅっしゅ コラム vol.27

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こんにちは。Eggs Curatorsのしゅっしゅ です。
気づけばあと3ヶ月で2021年が終わろうとしていることに動揺を隠せないです。
残り少しですが、悔い無く生きていきたいですね。

今回はオルタナティブロックバンドを2組紹介していきたいと思います。


しらぬい

2014年に結成。岐阜出身で名古屋を拠点に活動中のしらぬい。
以前からバンド名はTwitterで何度か見かけたことがあった。アー写の雰囲気や公式HPのプロフィールに「オルタナティブを中核にプログレやエモーショナルなサウンドを組み合わせ」と記載があり、私はきっと好きだろうなと思って音源を聴いてみた。

初めて聞いた音源は「HERO」だったが、無意識のうちに続けて何曲も聴いていた。それぐらい彼女たちの音楽に惹かれていた。 しらぬいの音楽を聴いた時、その世界にいる主人公はどんな人間も抱えている弱さが表面的に現れているように思えた。そして、変えたいという、切実な願いや望みがあり、苦しみを叫んでいる。だけど、もっと深いところでそれ以上に強い意志を持って立ち向かっている姿が見えた。

巷で流行っているような分かりやすくポジティブな応援歌ではないが、歌詞の中に「僕らは世界を行ける強さを持つ」、「君はそれでいい 間違ってなんかいないから」などの言葉があり、他人の感情を芯から支えてくれたり、弱さにちゃんと寄り添ってくれる、そんな楽曲が多いように感じた。 それをマスロックというジャンルで表現していること、陽紀さんの儚くも綺麗な歌声と息遣いが合わさって、これ以上になく良いと思った。 だからこそもっと聴きたいと思えるし、一人一人にきちんと向き合って音楽を作っているように感じるから、しらぬいの音楽に惹かれたのかもしれない。


まだライブを見たことがないので、是非東京に来られた際は足を運んでみたい。




白い朝に咲く

2018年結成。徳島を拠点に活動中の白い朝に咲く。
白い朝に咲くは、前身バンドがRO69JACK2015(現ROJACK)で入賞していたことがきっかけで以前から知っていた。同世代くらいで私が住んでいた広島から近い県のバンドが入賞するなんて凄いと思ったことをよく覚えている。また、その頃公表されていた楽曲は今でもサビをぼんやりと歌えるくらいには聴いていた。

しばらく経ってから白い朝に咲くというバンド名に改名されたことを知り、その際にMV「プールヴィルの浜辺」を見た。随分雰囲気が変わったなと思ったものの、その後公開された「日々の泡」も見て、凄く良いバンドになってしまった…と、とても嬉しくなった。純粋に私の好みだった。バンドサウンドも勿論だが、Kawanoさんの暖かくて伸びやかな歌声と楽曲の世界観が混ざり合って、他にはない音楽がここにあると思った。

初めて音源を聞いてから6年も経ってしまったが、まだ1度もライブを見たことがなく、それが唯一の心残りであり、今の白い朝に咲くをとても見てみたい。彼女たちが音楽をステージの上でどんな風に演奏して、どのように私が感じるのかが知りたい。 公式HPなどを確認したところ、今はライブ活動は行っていないようだが、今後ライブ活動をすることがあれば、何年か越しの願望を叶えたい。





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しゅっしゅ
現を抜かす というイベントをしています。

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しらぬい
岐阜県出身名古屋を中心に活動中の3ピースマスオルタナティブロックバンド。 変幻自在な女性リードギターボーカルの儚さと、鋭角なバンドアンサンブルの融合は心地よい。新世代系の流れを汲んだ音。

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白い朝に咲く
音が大きいバンドです。

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