雨と理科室の「アメリカ横断」Vol.6

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クリックしていない方も、クリックしてくれたらなあと思っています。
雨と理科室のドラム、きぐちです。

まずは、アメリカ横断の現状報告します。
今はシアトルの北部あたりまできています。
気持ちだけ。
身体の方は現在、大阪北部でコラムを書いています。

趣味でフィルムカメラをしているのですが、なかなか上手くならないです。
（canonのFtbっていう昭和時代の激重カメラ）

シャッターボタンを押すっていう作業がなんでこんなに難しいのでしょうか？
よく言いますよね。「シャッターボタン、押しても押されるな」
言わないか。
言う人にとってはよく言うって感じかな？
今度写真家の方に聞いてみてください。
変な顔されますよ。

題名【マサラタウンのサトシ、タバコショップのピカチュウ】
梅田で撮影した自信作です。

冗談は遠くに置いといて、個人的な上に、急に真面目な話にはなるのですが自分の中で凄く印象に残った日の事を書きます。
「バンドって最高」という事がいろんな人に伝わればいいなと思います。

ーーーーーーーーーーここから長いので休憩ーーーーーーーーーー

先日3月20日にOLD SCHOOLという神戸のバンドが解散しました。

解散するにあたって最後のライブが決まっていたんですが、本番の6日前に急遽前半の4曲を僕がドラムサポートをすることに。（本来東京のGood Griefというバンドの方がサポートする筈が諸事情で来れなかった）
サポートが決まった時から、7年続いたバンドの最後の日の前半を任せてもらうという事に対して、熱い気持ちもプレッシャーもあったけど、なにより練習時間が1週間無いっていう中で焦りとか不安で気持ちの整理の仕方が難しかった。
そんな中で、前日のスタジオ終わりにてっちゃん（Gtサポート from UNMASK aLIVE)が言った、「俺、まじでちゃんとやります。こいつらに恥はかかせられないんで」という言葉が、当たり前のことなんですけど、それをまっすぐ言ってるのが格好良くて心に響いて、一瞬でスイッチが入った。（練習する時間無い中、少しでも良くする為にボロカスに言ってくれたてっちゃんに感謝してます。こいつもサポートなんですけど笑）

当日も練習時間が無かったからリハーサル終わりにスタジオ入って、終わりにVoのいっさが「最後皆が合わせてるのを見てて、泣きそうになりました」って言ったことでまだ本番始まってもないのにちょっと俺も泣きそうになって。
ほんまにもう、最後なんや。絶対迷惑かけられへん。やるしか無いなって改めて実感。
迎えた本番はもう、最高。これに尽きる。

正規メンバーのいっさ、いおり、ごってぃーがめちゃくちゃ楽しそうで、寂しそうで。バンド最高。頑張ってよかったなあ。
練習の時、あんなに叩けなくて悩んでてっちゃんに怒られたフレーズも全部乗り超えられて、本番でてっちゃんが何回も俺の方きて「最高ーーー！！」って言いながら（爆音の中聞こえた。声量どうなってんねん）弾いてたのでテンションが爆上がりしたのをまだ鮮明に思い出せる。
後半はドラムとギターが入れ替わったので、横で泣きながら見てました。最高。

ジャンルでいうと俺が普段やってる音楽と全然違うし、対バンもほぼ全員初対面だったけど皆仲良くしてくれて、いい人しかいなかった。
個人的には、凝縮した青春を二日間で思いっきり味わった感じ。

結論バンドって最高です。
雨と理科室の終わりはまだ考えたことないけど、何にでもいつか終わりがくるものなので、 終わりが来る時まで、最後まで愛してくれる人が沢山増えていくといいなって思います。
とにかく、悔いがないよう目の前のことにこれからも全力でぶつかっていきます。
ぜひ応援よろしくお願いします！

それではこのあたりで。
もしここまで読んでくれた人がいるなら素敵すぎるので直接愛を伝えたいです。デコログ風にyonda!って言うてね（伝わる？）
ありがとうございました！


※今回は5月病の為、「空想映画レビュー」は休載です