「FROM LIVEHOUSE -Booker's Voice-」#6 ～旬は巡る。-2022-編・新宿LOFT～

コラム

share

Eggs×ライブハウスのブッカーさんによる新企画「FROM LIVEHOUSE -Booker's Voice-」

才能豊かなインディーズバンドの原石がたくさん眠る「ライブハウス」
そこで日々様々なアーティストを目撃するブッカーの方々が、“今、聴いて欲しい”アーティストをリレー形式で紹介！
ライブシーンの最前線にアンテナを張っている早耳のあなたに届けます。

第二弾では、9月11日（日）に開催される回遊イベント『旬は巡る。-2022-』の制作チームの3名にご参加いただき、3日連続でお送りしております！
2日目の本日は、新宿LOFTのハルキさんからオススメアーティストをご紹介！

*******************

はじめまして。
新宿LOFT スタッフ兼『旬は巡る。』制作チームのハルキです。

今回はこのような機会を頂き大変光栄に思います。
ありがとうございます！

『旬は巡る。2022』制作チームとして、ブッキングさせて頂いたバンドの中から1組だけピックアップしてコラムを書かせていただきました。

拙い文章ですがご一読していただければ幸いです。

今回私がレコメンドするのは新潟上越発埼玉在住の4ピースバンド
「Adam's miss」です。

昨年の夏にとあるオーディションの音源審査を務めさせて頂いた際に知り合い、以降何度も私のイベントに呼ばせてもらっています。

卓越したメロディセンスと予想を裏切るコード進行がフックになっていて、聴く人の耳に残りやすい曲が多いバンドだな、という印象です。

ストロングポイントのひとつとして挙げるとすれば
「メンバー同士の理解度の高さ」ではないかと思います。

メンバー全員自我が強い割に案外お互いのことをよく分かっているし、
なにしろ皆周りが見えていて。

音楽においても譲る部分とか出る部分とか、自分が今どの立ち位置にいるべきかを弁えていて、くどさがない。
20歳前後のバンドにしては完成度が高くバランスのとれたバンドだなと思います。

かといってそれぞれの意思や主張が弱いわけでもなく、それぞれに与えられたスペースの中で最大限自分を主張できるのも彼らの強みの一つです。

ドラムのミシャエルは見てのまんまジャイアンみたいな見た目をしていますが、言うなればAdam's missはメンバー全員ジャイアンみたいなもんではないかと思います。

「お前のものはお前のものだし、俺のものも俺のもの。お前も俺もみんな合わせて俺たち」みたい感じで、
“弁えてるジャイアン”が4人いるのがAdam's missです。
弁えてるジャイアンって言葉初めて使ったな。

全然意味わかんない例えをしてすみません。
ちゃんとした言葉で形容するならば、グルーヴという括られた輪っかの中でメンバーの個性がギリはみ出ない程度に暴れ、かたや静かに支え、そうやってバランスを取ることで多様性を孕み、結果として核になり、彼らの音楽の輪っかを可能性をどんどんと広げていく。

それが彼らと関わってきた中で私が感じてきたAdam's missというバンドではないかと思います。

ね、おもしろそうなバンドでしょう？

オススメは最近リリースされたMV「グレーテル」です。
ほぼアダルトビデオです。

👇是非聴いてみてください〜！👇

紹介は以上になります！長々と失礼しました！

『旬は巡る。2022』開催まであと僅か。
是非お越しください！

*******************************************************

いかがでしたでしょうか？

本日ご紹介いただいた「Adam's miss」含め多数アーティストが出演する回遊イベント『旬は巡る。-2022-』は、9月11日（日）に開催！
気になった方は是非足を運んでみて下さい！

ラストの明日は、きっつーさんにご担当いただきます！
お楽しみに！！

event info

旬は巡る。-2022- Supported by Eggs

DATE: 2022年9月11日（日）
PLACE: 近松/MOSAiC/mona records/LIVEHOLIC（4会場往来）
TIME: OPEN/START　12:00/13:00
11:30〜MOSAiCにてリストバンド交換開始
LINE UP: 出演者多数
TICKET: 一般/高校生以下　¥2,900/¥2,400(+1ドリンク代別)
ご予約はこちら→https://tiget.net/events/193137