普段から仲の良い彼らだが、顔合わせでは「勝つ!」とバチバチと闘志を燃やし、円陣を組み気合を入れていた。同世代で互いをライバルと称す2組による2マン、燃えないわけがない。
先攻は「メから鱗」。
1曲目は突き抜けるロックナンバー『若人』から開幕。サビの"若人よ愛を叫べ"で会場全体がシンガロングし、イベント序盤から熱い拳があがる。続けて"思い出の歌"『マイブック』では彼らの物語の1ページを刻み、"感謝の歌"『五音』では愛しい人へ感謝を伝えた。いなくなってしまった人に、寂しさでも悲しさでもなく前を向いていると伝えるような力強い演奏は、会場にいる人の心にも、空高くまでもしっかり届いただろう。
MCでは気を遣わない友達で、負けられないライバルである藍色シティへの想いを伝え、ここで観客へ突然のサプライズ。ずっと活動を写真に残し続けてきてくれたカメラマン・若奈ちゃんが卒業、本日が最後の撮影ということで急遽ライブMVを撮影することに。
1曲目の『若人』を改めて演奏し、本番一発勝負の撮影を決行。初の試み、突然の事態にも関わらず会場全体が熱い盛り上がりを見せ、撮影は大成功を収めた。若奈ちゃん今までお疲れ様でした!
後攻は「藍色シティ」
「ようこそ藍色の街へ」
ノスタルジックなSEで登場から圧倒的な存在感。壮大な世界観、夜明け前の憂いを帯びた空気を醸し出しながら1曲目『夜明け前の月』を演奏。藍色シティの武器であるオートチューンで、いままでのロックな空気感を一変させた。
続くアップテンポナンバー『-HIKARI-』では「いけますかMilkyway」と会場を煽ったかと思いきや、秒針の音、目覚ましの音、瞬時に場面を切り替え披露したのは『city』。年齢以上の漂う色気、ピンボーカルとキーボードが際立つ楽曲で会場全体を揺らした。
藍色シティの壮大な広い広い世界の中に招かれ、その中の色々な街を垣間見たような、"幻想"という言葉が相応しいステージだった。
この若さで完成された雰囲気を作り出す藍色シティには無限の可能性を感じた。
アンコールでは、まずは藍色シティがメから鱗『7月の泪』のカバーを披露。キーボードが入ることで力強いギターロックだった曲が、皆に寄り添うピアノロックに一変した。
最後はツーマンならではのセッション。Gt.にささふうた(メから鱗)を迎え、決意を込めて、藍色シティの大事な曲『-HIKARI-』を演奏。両バンドのメンバーがステージで歌い、笑顔でこの日の幕を閉じた。
ジャンルも個性も全く違えど、良き友であり負けられないライバルである若き2組の挑戦の1日。今日の日が彼らにとって大きな一歩となったことは間違いない。彼らのこれからの物語にも目が離せない。
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