Eggs注目のアーティストにインタビュー!~Lym~

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Eggs注目!東京下北沢発のロックバンド”Lym”がデジタルEP『Current』(カレント)を6/16にリリース。
今回のEPについてメンバーのたかぎれお氏にインタビューを行いました。



ー改めてLymについて教えてください。
2019年から僕、たかぎれお(Vo/Gt)と、竹内悠理(Gt)の二人で、最初はアコースティック編成で結成し、後に、玉野りんと(Dr)が加入してバンド編成になりました。
初めてMusic Videoを出した2019年の4月20日をLymの記念日にしています。
現在はBaにサポートメンバーを迎えてライブ活動や制作活動を行っています。

ー新作EP『Current』のタイトルの意味について教えてください。
タイトルの意味としては”流れ”という意味があります。
各楽曲を通して人が生まれてから知る感情や想いなどの移り変わり、を表現してそのタイトルになりました。

ー『Current』収録の曲解説をお願いいたします。
このEPのリード曲である1曲目の「初恋」
タイトルの通り誰もが初めての人への好意を謳ったものです。
楽曲面でも恋をした時の感情の起伏、激情を表現できていてとても素晴らしいものになっています。
人が感情をしっかりと自覚する瞬間が初恋だと思っています。相手のことを考えて不安になったり悲しくなったり、しかしその人を前にして全てがどうでも良くなり幸福を感じる。
歌詞でも楽曲でもそれが上手く落とし込まれていると思います。
また、「初恋」のMVではそれが映像へと昇華されてより一層華やかなものになっています。
MV中では僕が想いを馳せる一人として演者をしているのですが過去にあまりない撮影だったので少し照れ臭さもありつつ良いものが撮れたと思います。

2曲目の「フライト」は鋭いリードギターのリフから始まるロックチューンになっています。
歌詞は今まで恋愛詩が多かったのですが、初めて自身のバンドや渇望などの事を歌詞に昇華しました。
それを後押しするようなバックトラックがとてもかっこよく、ライブでも盛り上がる一曲になっています。

3曲目の「見つめあって、そばにいて」は弾き語りを元に、男女のやり取りを歌い上げたものです。
可愛げのある歌詞に朗らかなテンポで楽曲が進んで、とても聴き心地の良いポップな曲になっています。 トラックも様々な楽器が入っていて楽しめる一曲です。

4曲目の「ノンフィクション」はLymの始まりの曲です。
たかぎれおと竹内悠理で初めて作り上げた楽曲であり、Lymの楽曲の中でも特別なものになっています。今回これをEPに入れたのは初心というのもあり根源でもあると思ったからです。過去の音源とは違い、新しくなった音、今の僕の声で変わったものがあるので是非聴き比べて聴いて頂きたいです。

5曲目の「ダリア」
これも前述した「ノンフィクション」と同じく既存曲なのですが、Lymの活動をする上で欠かせない一曲になったものです。眠っている中の夢を彷彿とさせるような柔らかな音の上に名残惜しい歌詞、もういない恋人のことを歌った祈りの一曲です。こちらも再録しており過去の音源とはまた違ったアプローチを感じられると思います。

6曲目「March」
この曲、実は歌詞とメロディ基盤は結構昔からありました。
改めて自分の歌詞を読んで、メロディを聴いてみて今のLymなら過去を超えて、もっと良いものが作れると思い、この曲を新しいEPに加えることにしました。
裏話なのですが曲構成で泣く泣くカットした歌詞があって「首元にはもう昨日は残ってないよ、オチが分かりきってるからもう泣かないよ」というものがあってこれはこのEPにも入っている「ノンフィクション」と過去にリリースした弾き語り音源の「首の傷」という楽曲の事を歌っています。
(結局完成版には入れられなかったですが…)
Marchという楽曲は様々な事を経験そして乗り越えようとする人の歌です。
だから僕は自身の過去の楽曲を織り交ぜることによって歌詞に説得力を持たせようとしました。
歌詞中にある「泣くほどの痛みが過去を連ねてたって僕らに明日はくる、いつかそんなことさえ笑えてしまうだろ」この一文に僕の伝えたいことがギュッと詰まっています。

7曲目「sheep」
これは竹内悠理(Gt)が曲の種を持ってきてくれて作り上げたものになっています。
どこかフワフワとしたサウンドの中に挟まれる不可思議なリズム。これを聴いて僕はどんな歌詞が良いかなぁ、と悩みました。考える中で少し視点を広くして、自分の見えている”世界”のことについて歌詞を書いてみました。いつもより壮大な歌詞になったのですがそれが悠理の持ってきてくれた音に上手く合って、とても荘厳な一曲に仕上がりました。さらにメロディを作り上げる点でファルセット(裏声)を用いることで楽曲の世界観にフィットしつつLymらしさのあるものができあがったと思っています。

最後であり8曲目の「カレンダー」
この曲はタイトルにある『Current』の意味の流れというものにかけてあります。この大きな流れを四季に例え、歌詞中では春夏秋冬四つの季節が出てきます。人は何度も同じ季節を繰り返してその中で成長し、考えも変わったり、関わる人間が移ろっていったり。でもそんな流れてゆく中でどう生きていくのか、そんな事を聴き手に投げかけています。このEPを一曲目から聴いてみてこの最後の「カレンダー」に繋がるのですがそれぞれの楽曲の歌詞を読んでそれを自分の日常に落として混んで色んな事を考えて聴いて頂きたいです。
楽曲解説PODCASTを3人で録ったので、音声でも聞いてみてください。
https://open.spotify.com/show/4ZDbx1UYt8QXtVw7RWNpz9

ー現在のライブ活動について教えてください。
下北沢・近松をホームに活動していて、渋谷などの都内を中心に活動していますが、今年は精力的に地方でのライブ活動にも力入れてます!仲の良いバンドは色々いるのですが、中でもchef'sは一番だと思います。 そのおかげで現在LymのサポートBaで参加してくれている高田真路さんに出会うことができました。

ー最後に、7/7開催のリリースイベントについての意気込みをお願いします。
今回のEP『Current』は今までのLymをさらに加速させたものになっていて、ライブでもそれが魅せられると思います。過去を忘れることなく、Lymが始まってからここまでの過程をしっかり土台にして作り上げてきた音源を持ってライブに挑みます。
是非今のLymを堪能しに来て下さい。

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【リリース情報】
NEW EP 『Current』
発売中
リリース形態:ダウンロード & ストリーミング
レーベル:アジサイレコード

▼配信URL
https://lym.lnk.to/CurrentTW

〈収録曲〉
01.初恋
02.フライト
03.見つめあって、そばにいて
04.ノンフィクション
05.ダリア
06.March
07.sheep
08.カレンダー

【プロフィール】
◆Lym (リーム)

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(左→ Gt.悠理 / Vo/Gt.たかぎれお / Dr.玉野りんと)

Vo/Gt.たかぎれおとGt.悠理を中心に2018年12月に活動を開始し、2020年10月には玉野りんとが加入、
下北沢のライブハウスを拠点に活動、チェックしておきたい次世代のシーンの主役を集結させる『ツタロックDIG』への出演など 音楽関係者からの支持も厚く、徐々にその名を広めている。
『あなたの日常に寄り添う音楽を王道バンドロックサウンドにのせて』 弾き語りで培ったVo.たかぎれおの歌声を武器に、日々のなかで溢れる感情を歌詞にのせ、心地の良いメロディと共に日常から少し離れた世界へと人々を連れてゆく。

event info

Lym EP「Current」リリース記念ライブ

DATE
2023年7月7日(金)
PLACE
東京・下北沢 Mosaic
OPEN/START
OPEN 18:00 / START 19:00
※開場/開演時間は変更の可能性がございます。
TICKET
¥3,900-(税込)
▼チケットオフィシャル2次先行 受付中
https://l-tike.com/st1/lymhp2

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