9月度マンスリープッシュアーティストインタビュー～otsumami～

Eggsスタッフが今月の注目アーティストを選ぶ、「Eggsマンスリープッシュ」！
今月のマンスリープッシュアーティストとしてピックアップされたアーティストにインタビューを敢行！今回はotsumami！

ーまずは自己紹介をお願いします！

初めまして、otsumamiの音楽チーム（otsukuri）の青葉です。
otsumamiは音楽作家チームと、イラストレーター福井伸実、そしてフィーチャリングボーカルとしてアイドルグループ＜タイトル未定＞の冨樫優花がmikan名義で参加している異色の（？）異種混合クリエイターユニットとなります。

ー活動をはじめた経緯やアーティスト名（本名でない場合、かつ、回答可能であれば）の由来を教えてください。

活動を始めた経緯としては、otsumamiの音楽チーム（otsukuri）はいわゆるJ-POPのアーティストの方々への楽曲提供を生業にするような音楽作家の集まりなんですが、みんな元々バンドマンだったり、シンガーソングライターだったりというバックボーンがありまして、そんな中で、世の中にこんなに自由に発信ができるメディアがあるんだから何か自分たちのより純度の高い作品を発信していけないかなぁと。
きっとライブハウスのように目の前にいるお客さんたちへ自分達の作品を目にみえる形で手渡ししたいみたいな感覚に飢えてたのかもしれないですね。
その後、音楽だけじゃなくて映像的なアプローチがあった方がより色合いや世界観が伝えられるんじゃないかと思い、そこで絵を描ける人を探していたところ福井伸実に出会いました。彼女の作品の世界観と僕らの楽曲との親和性をすごく感じて即誘いました。（笑）
最終的には彼女の作品作りに対する姿勢や人柄、、一言で言えば、気が合ったというのが一番です。

otsumamiの由来は、強いて言えば＜好きなことを好きな人と好きなように＞そうやって出来た作品たちを好きになってくれた人が好きなものを選んでつまんでいってくださいね的なことですかね。

ー影響を受けたアーティストやご自身の音楽ルーツを教えてください。

色んなメンバーがいるので一概に誰とは特定できないんですが、僕はどこか＜侘び寂び＞＜情緒感＞というか、＜痒いところに手が届く＞というそんなものが好きですね。
ちなみにボーカルのmikanはとにかく80年代ポップス、歌謡曲を愛しておりまして、きっと歌声や表現に何か憂いを帯びたノスタルジックな感じは彼女がそういうものに影響を受けてきたからこそ出せるのかなと思います。

ー今、活動をしているなかで一番大事にしていることはなんですか？

一言で言えば＜好きに誠実に＞ですね。
一人でやっていることではないし、かと言って全員が同じ価値観を持っているわけではないけど、でも集まっている以上どこかに共通する＜好き＞は絶対にあるはずだなと。そこを毎回作品を作る時に丁寧に探してます。
それが映像感なのか、メロディラインなのか、サウンドの在り方、言葉のチョイス…たくさんありますけど、少なくともotsumami feat.mikanという個がまずその作品のファンであるということはとても大事にしています。

ーあなたの作品がどのような人に届いてほしい、聴いてほしいなどはありますか？

正直言えば、どのような人にも届いて欲しいです（笑）
僕らは自信を持ってある種J-POPの王道を突き進んでいると思っているので、そうなるとやっぱり＜共感＞てすごく大事な要素だと思うんです。
だから特殊な場面や物語ではなく、聴いてくださる方々がどこかで見たことがあるような、触れたことがあるような、感じたことがあるような、そういった当たり前のありふれた感情や風景、五感的なもの切り取って、作品を通して一緒に同じような時間を過ごせたらいいなと思ってます。

ーこれから控えているライブやリリースなど注目情報があれば教えてください。

現段階でははっきりとは決まってませんが、otsumamiは結成当初からずっとカバーも取り組んでいまして、これはボーカルのmikanのバックボーンをしっかり見せられるとても大事な活動のひとつなので、そんなmikan色の濃いカバー作品を秋頃にみなさんへお届けできたらいいなと思っています。
願わくばオリジナルももう1曲くらい年内にリリースできたら！

ー今後の展望や理想、目標などを聞かせてください。

まずは名前を知ってもらうことですね。まだまだ1歳ですが、とにかくotsumamiの音楽をもっと多くの方々へ知ってもらいたいです。
それとやっぱりライブがやりたいです。知っていただいたみなさんへちゃんと手渡ししてお味見してもらいたいなと思ってます。