横浜を代表するオルタナポップバンド・レイラが新曲「考えるのもうやめたい」を11月10日(金)にリリースすることが、10月31日(火)に行われた彼らのシリーズツーマンイベント「いとしの令和 Special Edition」のステージで発表された。
「いとしの令和 Special Edition」は、10月の毎週火曜日、五週にわたって下北沢Flowers Loftで開催され、それぞれ対バンに35.7、Hwyl、Conton Candy、the myeahnsを迎え毎週Sold Outを記録する話題のイベントとなった。
最終日となった10月31日(火)の出演アーティストはインディーアーティストを数多く配信するプラットフォーム「Eggs」との対バン公募企画で出演の座を射止めたバンド達であるちゃくら、THE LAST MEAL、そしてメから鱗らがランナップされ、これから確実に話題なるであろうジャスト二十歳世代達とフレッシュな熱気を作り上げた。
まずは「メから鱗」がトップバターを飾る。
冒頭暗転の中で円陣を組み気合を入れてステージに向かう姿が初々しい。しかし独創的で一本手筋の通った演奏と楽曲が今後の活躍を期待させる。途中レイラの曲をカバーも挟みフロアと間合い詰めしっかりと爪痕を残してステージを後にした。
2番手は「ちゃくら」。
ここ最近ライブシーンで頭角を表してきているガールズバンドだ。自身の企画ですでにレイラと対バンをしたこともある彼女達だか、今回は自ら企画に応募、合格を勝ち取っての参加となった。
サウンドチェックの際にレイラの曲をさらっと披露する心憎い気配りをして登場し、シンプル且つ小技の効いたロックンロールで観客を煽り倒す。見どころ満載のステージワークを見せつけ最後は話題のトラック「19才」で会場をまとめ上げた。
そして「THE LAST MEAL」がラス前で登場。
Vo.&Gのリン イシズカの鋭くも重いギターのカッティングが会場の意識を惹きつけ、その後に疾走しながら「THE LAST MEAL」の世界観を創り上げていく見事なステージ運びで会場を支配する。タイトな演奏とは裏腹に親しみやすいキャラクターも相まって唯一無二の存在感を示しレイラにバトンを繋いだ。
トリとして登場したレイラも先輩として意地を見せつけるように1曲目から「つまらない」を轟音と共にVo.有明の迫力ある歌声で幕を開け、この1ヶ月で培った成長と成果、そして思いの丈を吐き出すようなソリッドな演奏で「SEA SIDE」「Ash」と立て続けに披露し会場のテンションを早々にMAXに持ってく。その後も勢いを落す事なく新曲を含めた計7曲をフロアに叩きつけ一旦ステージを去る。
そしてアンコールのMCで11月10日(金)に新曲「考えるのもうやめたい」をリリースすることがアナウンスされた。轟音でポップなサウンドにZ世代が抱える本音を吐露する歌詞、まさにNeoグランジとも言える楽曲だ。Pre Save/Addも受付中なので是非アクセスして配信日に備えよう。
https://virginmusic.lnk.to/mouyame_Pre
さらに「リリース記念と合わせて今回のイベント-いとしの令和-Special Edition打ち上げ!」と称してリリース日である11月10日(金)21:00からYouTube LiveでTalk&Live無料生配信も行うことが告知された。
MC後、「考えるのもうやめたい」が初披露され、ラストの「ふたりのせかい」でこの1ヶ月5公演の集大成を見せつけ、圧巻のパフォーマンスを終えた。
今年は既に100本を近いライブに出演し、着実に存在感を高めてきたレイラ。その傍ら自らの企画したイベントで新たな才能もフックアップするバイタリティーにはただ驚かされる。
12月3日(日)には年末の恒例イベント「いとしの令和」が新宿LOFTにて開催される。“令和を背負うアーティストを集めたフェスをやりたい!”との熱い想い胸に令和元年から開催され、今やメインステージ&バーステージ往来型イベントとして年末恒例のイベントとなっている。
来年は待望のワンマンライブも控え今後のランクアップが確実視されている彼らの現在を是非確認してもらいたい。