Eggs Curators コラム ミヅタニタクミvol.1

初めまして！！
この度新たにEggsキュレーターに仲間入りさせて頂きました、ミヅタニタクミと申します。以後、お見知りおきをお願いします。

初コラムなので、まずは簡単に自己紹介を…
1999年生まれの25歳。名古屋で放送業界のお仕事をしていて、名古屋のライブハウスを中心に、色々とアーティストを発掘しています。
音楽を好きになった原点は、RADWIMPS、BUMP OF CHICKEN、フジファブリック。
WOMCADOLEにハマってからは、インディーズ沼にどっぷりな人生です。
あの時、自分を音楽大好き人間に仕立て上げてくれたアーティストに出会ってなければ、ここでコラムを書くこともなかったわけで…。なんだか不思議な気持ちです。

これからどうぞよろしくお願いします！！

今後、色んな音楽を紹介できればと思っていますが、初回はせっかくなので、僕の大好きな名古屋のバンドを2組ご紹介します。

アイ飢エ
「髪だけ」

名古屋の4ピースバンド・アイ飢エは、まだ音源化されている楽曲自体少ないですが、今後もっともっと色んな楽曲を聴きたい、個人的に今後の活躍を楽しみにしている1組です。
Eggsにアップされている「髪だけ」は、バラードのようにゆったりと曲が始まりますが、後半になると一変して、エモーショナルなロックサウンドに！！
歌詞からは、「髪を切る」という行為によって記憶を忘れたい、けどそんな表面的な行為では、心の奥底に眠る記憶は忘れられない…そんな切なく苦しい想いが伝わってきます。
これだけ大きな展開をみせる楽曲ですが、その感情を歌で表現するVo.とさみんぐさんの表現力もグッとくるものがあります！！

いきなりですが、名古屋の音楽シーンってどんなイメージがありますか…？
ギターロックとか、パンクロックとか…。
僕自身、名古屋に来るまでは、そんなイメージを抱いていました。
もちろん、“名古屋らしい”カッコいい音楽もたくさん生まれ続けていますが、ここ数年で名古屋の音楽シーンはより広がりを見せているように感じます。

そこでご紹介したいのが、2021年結成、名古屋を拠点に活動中の踊れない僕らというバンドです。
彼らの大きな魅力は、打ち込みを駆使した枠にとらわれない音楽性！！
ゆったりとしたチルい楽曲から、燃え盛るようなロック全開の楽曲まで、幅広い表現力が魅力的です！！しかも、なんといってもメロが良い…。
また、鮮やかな情景を映し出す文学的な言葉と、細部まで緻密に作り込まれたアレンジが相まって、楽曲の持つ独特の世界の中に誘われる感覚になります。
Vo.かみやくんの中性的な歌声も、色んな人が共感できる要因かもしれません。

こんなに洗練された音を奏でているのに、彼ら、人柄が面白いんですよね。
ぜひ彼らのSNSも追ってみてください。

初回という事で、名古屋を拠点に活動する2組をご紹介しました！！
コロナ禍が過ぎ去って、今、名古屋の音楽シーンが再び盛り上がりを見せています。
ぜひ、名古屋のアーティストに注目してみてください！！