8月度マンスリープッシュアーティストインタビュー～、ヴェロニカにさよなら。～

Eggsスタッフが今月の注目アーティストを選ぶ、「Eggsマンスリープッシュ」！
今月のマンスリープッシュアーティストとしてピックアップされたアーティストにインタビューを敢行！今回はヴェロニカにさよなら。！

ーまずは自己紹介をお願いします！

岡山発4ピースロックバンド「ヴェロニカにさよなら。」です。

ーバンドを結成した経緯やバンド名の由来を教えてください。

YunD Yun（Vo＆Gt）：メンバー全員が同じ大学で同じ軽音サークルに所属しています。年齢はバラバラですが、一緒にバンドをやりたいと思った人にデモ曲を送って集めました。
バンド名は意味よりも音の響きで直感的に決めたのですが、聖書に出てくる“聖女ヴェロニカや花の名前”にもかかっていて、全体として醸し出す儚さと美しさが気に入ったため、そのまま採用しました。

ー影響を受けたアーティストやバンドのルーツなどがあれば教えてください。

YunD Yun（Vo＆Gt）：挙げればキリがないですが、個人的に衝撃を受けたアーティストは「凛として時雨」のTKさんと「ゲスの極み乙女」の川谷絵音さんです。
作曲を始めた中学時代から狂信しているので、少なからず私の音楽性に影響を与えている要素だと思います。

よーせー（Ds）：私が影響を受けたアーティストはUNISON SQUARE GARDENのドラム、鈴木貴雄さんです。ドラマーとしての引き出しの数が多いからこそ実現する彼の手数の多さは、観ている人をわくわくさせます。そんなドラムを自分も叩けるようになりたいと思っています。

ハットリハヤト（Bs）：私が影響を受けたアーティストはSuspended 4thベーシストのフクダヒロムさんです。超絶技巧のベーステクニックと、弾き姿、立ち姿から醸し出すカッコ良さ。僕にとって完全無欠のベースヒーローです。また、一番影響を受けたと言えば、僕にベースを教えてくれた父かもしれません。

森高竣太（Key）：私が影響を受けたアーティストはYouTubeでピアノの演奏動画を投稿しているまらしぃさんです。私がピアノでJPOPを弾き始めたきっかけであり、自分がピアノを弾く際の手癖はまらしぃさんからとても影響を受けています。

ー今、活動をしているなかで一番大事にしていることはなんですか？

YunD Yun（Vo＆Gt）：１つ１つの曲にストーリー性というか世界観をしっかり作って、それに基づいて制作することです。当たり前のことかもしれませんが（笑）。
今まで私が作ってきた曲は1つの曲に対して必ず主人公となる人物がいて、その人物に自分の内面を投影しています。国語の授業みたいですが、主人公の感情を逃さず曲に注ぎ込むことを常に意識しています。

よーせー（Ds）：基礎力の向上です。正確なリズム感、テクニックの熟練、プレイスタイルの適応力などを鍛えることで、バンド全体の一体感が高まり、より質の高い演奏が出来ると思います。

ハットリハヤト（Bs）：「ヴェロニカにさよなら。」というバンドのブランディングです。SNS施策、曲作りはもちろんですが、ライブにおけるパフォーマンスの質、空気感、世界観。ひとつのライブを通じて「らしさ」を表現するにはどうすれば良いか常日頃考えています。

森高竣太（Key）：正確なリズムの中でしっかりと抑揚をつけた演奏をすることです。普段自分が一人で演奏しているピアノとは違い、バンドでは一体感を出すのがとても難しいです。意識せずとも正確にリズムを刻めるよう努力しています。

ーあなたの作品がどのような人に届いてほしい、聴いてほしいなどはありますか？

YunD Yun（Vo＆Gt）：私の作品の登場人物はたいてい未熟で、不安や悲しみ・恐怖・葛藤・嫉妬・怒りなど、人間的で生々しい感情に苛まれています。
完璧でなくとも、必死で前を向いて生きていこうとしています。人生において、悩みや痛みを抱える人に対して、寄り添ったり、時にはその背中を押したりできるような作品を届けたいと思っています。

ーこれから控えているライブやリリースなど注目情報があれば教えてください。

8/23(金)に、岡山県下の大学生バンドの集うモンスター合同イベント「A college 2024」決勝に出場します。
新曲も初披露する予定ですので、ぜひ聴きに来てください！

ー今後の展望や理想、目標などを聞かせてください。

今回の「mokusei」を足がかりに、「ヴェロニカにさよなら。」の世界観をより広く、洗練していきたいと思っています。これまでにないロックバンドの形として、岡山から世界を視野に活動できるようなバンドになることが目標です！