1月22日に下北沢MOSAiCで開催される10代アーティスト限定イベント『アオキハルヘ vol.11』の出演アーティストにインタビューを実施。
Earworm(イヤーワーム)は2021年に高校の軽音楽部で結成された4ピースバンド。バンドのフロントマン・堀内結弥(Vo./Gt.)をキャッチ。イベント向けた意気込みを訊いた。
ーーライブをしていて最もテンションがあがる瞬間は?
堀内(Vo./Gt.):ライブの最初にジャ〜ン!って音を鳴らした時です。この瞬間のことを僕たちは“威嚇”と呼んでいて。相手を威嚇するとか、そういう意味で使っているんではなくて、音が揃った瞬間にライブを盛り上げていくぞという、自分たちの気持ちがたかぶる瞬間を“威嚇”って呼んでます。バンドを組んだ高校生の頃から使っている言葉ですね。
――では、ライブ前にバンドで必ずしていることは?
堀内: 2つあります。1つはライブの流れの確認。ライブの構成やセットリスト、決めのポイントなどをメンバー同士で確認しますね。もう1つは、その日のライブの目標を1人ずつ言うこと。例えばドラムだったら「あんまり前には出ないけど、自分なりに存在感を出していく」とか。そこで自分がちょっと意地悪チックに「そのために何をする?」と質問するんです。みんな言葉に詰まるんですけど、そこに目標を立てる、クリアして成長する意味が隠れている。言葉にすることで、実際にライブで行動に移せるようになっていると思います。
――ご自分が、ライブ前に2024年に掲げた目標の中で、1番心に残っているものを教えてください。
堀内:大切にしたいライブがたくさんありましたが、去年の3月に出演した『第25回青二祭』ですね。今までにないぐらい大きなステージ(渋谷ストリームホール)に立たせていただいたんです。しかもトップバッターだったので、Earwormの演奏から始まる緊張感とプレッシャーがありました。その時はトッパーとして会場を精一杯温めようという目標を持ちましたね。
――では「10代」を色に例えると?
堀内:水色です。晴れた空のような水色のイメージがあります。僕にとっては春の青空。まさに“青春”です。
――自分のバンドを色に例えると何色ですか?
堀内:オレンジですね。バンドのロゴにも使っていて、自分たちが好きな色でもある。僕たちが最初にリリースした曲が「陽炎(kagiroi)」が、夕暮れや、日の出の時に空の色が紫からオレンジになっていく情景が思い浮かぶ曲なので。それが印象深く残っていて、その温かい色を大事にしていこうという気持ちでオレンジをバンドカラーにしました。
――『アオキハルヘ Vol.11』への意気込みや出演へ向けた今の気持ちを教えてください。
堀内:『アオキハルヘ Vol.11』に出演できることを、とても光栄に思っています。僕たちの頑張っている姿が恥にならないよう、いい演奏をしたいです。
――今後の目標を教えてください。
堀内:キャパの大きなライブハウスで演奏したり、地方でライブをしたりして、今までと違う新しい景色を見る1年にしたいです。
――今後の予定を教えてください。
堀内:2025年のバンドの方向性は大まかに決めているので、自分たちのやりたいことを思う存分できるように頑張ります!
『アオキハルへvol.11』下北沢MOSAiCで刻んだ青春の1ページ
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