2月マンスリープッシュアーティストインタビュー 〜MEITEI SIKKU〜

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Eggsスタッフが今月の注目アーティストを選ぶ「Eggsマンスリープッシュ」!

2025年2月のマンスリープッシュアーティスト、MEITEI SIKKU(メイテイシック)にオンラインインタビューを行った。ねおち大臣(Vo.)とノモトクン(Music/Composer)が語る、MEITEI SIKKUのイメージとは?

やりたい音楽をイメージして出た名前がMEITEI SIKKU(メイテイシック)

ーーグループ結成の経緯を教えてください

ねおち大臣(Vo.):ノモトクンが別のバンドをやっている時に、ライブハウスで知人を通じて知り合って。その時、私は1人で曲を作っていて、ノモトクンに編曲をしてもらったこともあったんです。そういうやりとりをしている間に、一緒に曲を作ってみようかって話になって。それがきっかけで一緒にやることになりました。ただそこから4〜5年ぐらいお互い忙しくて、なかなかタイミングが合わなくて。でも、2人でずっと曲は作っていて、2人でのやりとりは続いていて。で、去年(2024年)、眠っていた曲を世に出そうという話になりました。 ノモトクン(Music/Composer):結成当時はこのメンバーが納得するものができるのか考えることもあったんですけど、数年経ってようやく納得して、活動を始められたって感じですね。

ーーグループ名の由来を教えてください。

ノモトクン:遊感やふわふわした音楽をやりたいと話している中で、日本語の“酩酊(めいてい)”という言葉が出てきまして。あと、“シック(sick)”には英語で“病気”って意味がありますけど、ネガティブな印象の音楽をやりたいわけではなかったので、ロマンティックの“ティック(-tic)”と母音を合わせて「MEITEI SIKKU(メイテイシック)」にしたんです。

ーーキービジュアルのイラストは、どうやって決めたんですか?

ねおち大臣:メンバー設定を謎な感じでやりたいと思っていたので、mameさんっていう素敵なイラストレーターさんに描いてもらったんです。mameさんは元々、ノモトクンのバンドでもイラストを描いていたので、彼のイメージはわかっているので、ある程度お任せして。私は“ジャージを着せてゲーム機を持たせる”って感じで自分のイメージを伝えて。それをmameさんがすごくいい感じに仕上げてくれました。

ノモトクン:今、イラストがキービジュアルのアーティストって、たくさんいるじゃないですか。実像でやっていく良さもあれば、イラストにして見せる良さもある。どっちのスタイルにしようと考えたときに、グループの方向性としてミステリアスな方で行きたいってなったんです。

ーーそれぞれのグループでの役割とルーツを教えてください。

ノモトクン:コンポーザーをやっていて、作曲や編曲のほか、ミックスとかのエンジニアリングも自分がやっています。音楽はいろいろ聴いているんですけど、この2人で作る曲に関しては、アメリカのメイヤー・ホーソーン(シンガー/プロデューサー/マルチ楽器演奏家)の影響を色濃く受け継いでいると思います。彼の曲はリズムが気持ちいい。あくまでリズムが曲の根幹にあるけど、聴きやすいポップなメロディーに仕上げているところが響きましたね。

ねおち大臣:ボーカルと作詞をやってます。私、音楽を聴き始めたのが高校生ぐらいからで、その時にDAOKOさんとか相対性理論さんとか、声優の花澤香菜さんとか、女性ボーカルが好きでよく聴いていました。声に特徴がある人が好きなんですよ。

デモ音源のメロディーを聴くと頭の中に言葉が浮かぶ

ーー曲作りはどのように行なっていますか?

ノモトクン:僕がDTMでデモを1コーラスぐらい作って、ねおち大臣に送って仮歌を入れてもらって、2人で意見を出し合いながら作っていきますね。デモを渡した時点で、ねおち大臣に歌詞を作ってもらうことが多いですね。

ーー歌詞はどんな風に作っていくんですか?

ねおち大臣:ノモトクンからリクエストが入ってくることもあるので、それに沿って歌詞をつくる時もあるし、自分で考えた歌詞をノモトクンに投げることもあります。私、デモのメロディーを聴いた時、頭の中に単語がポンって浮かぶんですよ。その言葉から膨らまして1曲の歌詞にしていくことが多いですね。デモを何回も流して鼻歌で歌いながら出てきた言葉をハメていく。お風呂に入ってる時とかもずっと流してます。例えば、新曲の「微熱」の冒頭のワンフレーズは♪タッタ〜♪っていうメロディーが入っていたので“ずっと〜”とか“もっと〜”とか“きっと〜”っていう単語を入れたいなって思ったり。サビの<恋をして>も、メロディーを聴いて、これは絶対この歌詞!と思って作りました。

ーー曲作りで1番大切にしてることはなんですか?

ノモトクン:性格上、音符の長さとか楽器の音とか、細部にめちゃくちゃこだわっちゃうんですよ。でも創作活動が堅苦しくなりすぎないように、メロディーだけはこだわりすぎないで、難しくならないように、ポップになるように心がけてますね。

2人だからこそMEITEI SIKKUの活動が楽しくなる

ーーグループとして最も大事にしていることを教えてください。

ねおち大臣:何だろう……(ノモトクンに向かい)無理をしないとかじゃないですか?

ノモトクン:それはあるね。長く活動していきたいから無理せずっていう感じのね。今、楽しく活動できているので。 ねおち大臣:はい、楽しくやらせてもらってます!

ーー今活動している中で、最も充実を感じる瞬間は?

ノモトクン:曲ができた瞬間ですね。

ねおち大臣:曲が完成した時もすごく充実感あるんですけど、やっぱり曲を作るのが面白いので、それを1人じゃなくてノモトクンと一緒にやりとりしている時間。この時間がとても楽しくて、充実してるなと思います。

ーー自分たちのグループをひとことで表すとしたら?

ねおち大臣:「夜のお散歩」です。

ーーすごくぴったりな言葉が出ましたね。

ねおち大臣:本当に。僕もそんなイメージですね。

ーー今後の目標を教えてください。

ノモトクン:フルバンドセットでワンマンやりたいですね。

ねおち大臣:曲をいっぱい作っていきたいなと思っています!

ーーこれから控えているライブやリリース情報など、今後の予定のトピックスを教えてください。

ねおち大臣:4月にサーキットがあるよね?

ノモトクン:4月20日に下北沢5会場で開催される「MIKKE!! MIKKE!! MIKKE!!」というサーキットに出させていただきます。MEITEI SIKKUにとって初のライブです。これまでは、MEITEI SIKKUに対するビジョンが少し自分たちの中でもあやふやで。自分たちが納得できて、かつ観客にも楽しんでもらえるライブができるかなって思いもあって、ライブをやろうとまでは至らなかったんです。でも今はしっかりビジョンが見えてきた。そういう中での初ライブなので、しっかりMEITEI SIKKUを届けたいと思っています。

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MEITEI SIKKU
2024年4月結成 メンバー vo.ねおち大臣 music.ノモトクン 和風モダンでクールなメロディーラインを甘い声と棘のある歌詞で歌う音楽ユニット

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