歌詞

さぁ　王子様とお姫様の不思議な話さ ギリリギリリ止まることない物の話 小さな籠の中僕は螺子を巻き鳴いている あなたは気付かずただ 窓の向こうの世界へ想いを馳せている 「ボクハココニイルノサ」 愛されたいのさハミングバード 僕は小鳥であなたは擒 姿が変われど傍にいよう いつか呪いを消し去りし螺子と ギリリギリリ世界を廻す発条仕掛けは ギリリギリリ休むことなく働いている あなたは憂たる涙落として蹲んでいる 雫で満ちたる床　 鉄格子囲われ溺れそうな姿を 「ボクハスクイタイノサ」 差し出したいのさハミングバード 僕の名前を本当の名を あなたが呼んでさえくれるなら 元に戻るそう信じているんだ ギリリギリリ世界を廻す機械仕掛けは ギリリギリリ休むことなく働いている 呪いをかけた魔女が逆さに螺子巻く ランララドゥバドゥリステラ あなたは思い付いたように手を叩いた だから愛されたいのさハミングバード 僕は王にあなたは姫に 偽りの姿から抜け出せば あなたは笑う ゲラゲラ笑うんだ 愛し愛されては王子様 さぁ何処へとも行こうお姫様 螺子はいつの間に捩じ切れては 世界を廻す 誰も知らないんだ ギリリギリリ世界を廻す機械仕掛けは 今日も何処かで休むことなく働いている