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満開になった桜もとても綺麗だけど少し青みがかった葉桜もとても美しい。景色と共に移りゆく季節と日常。 時間が経っても色褪せないこと。 そんな日々のことをこの曲に綴っています。 歌詞だけを読むと感傷的な歌詞ですがメロディーラインはとてもキャッチーに仕上がっておりノリのいいミドルナンバーとなっています。 少しずつ何かが壊れていくような切なくドラマチックな展開、歌詞のストーリーに注目して聴いていただければと思います。
作詞：中野大地
作曲：中野大地
一度目の春は今でも鮮明に覚えているよ カメラを片手に嬉しそうな君の顔も 桜を見ている君を見ていた 君の短い髪が風に揺れて肩に当たった 君の匂いがした 二人並んで歩いた桜並木は今年も 嫌になるくらい綺麗で眩しくて あの日を思い出す 青く咲いていた葉桜が 記憶を映し出した 来年はもっと早くに二人で見ようね 綺麗に咲いていたはずなのに 霞んで見えていたのは 溢れる涙で前が見えなかったから 二度目の春がつい昨日のことのように感じる 環境が変わってもこうして一緒にいよう スーツ姿の君を見ることが多くなってきたんだ すれ違うことも多くなった季節のせいにした 君と似た後ろ姿に君を重ねてしまう 思い出すことをずっと辞められない 君が消えないよ 青く咲いていた葉桜が 記憶を映し出した 来年はもっと早くに二人で来ようね 三度目の春は来なかった 桜は咲いているのに 季節だけが過ぎる 僕を置いて 桜が散り始めて春が終わりを迎えて 思い出すのも君のことばかりだった 僕の日常は君でできていたはずなのに 君のいない日常を明日も生きていける それが何よりも苦しかった 青く咲いていた葉桜が 記憶を映し出した 来年もその先もずっと一緒だと 勝手に決めつけていた 桜が散っては咲くように 僕らまた戻れるって 思い込んでいた春が今年も過ぎていくよ
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