(全てのライブが大事なのは前提として)2026年に繋がる大事なライブ!?

​10月22日に京都発のロックバンド・Madam’sが8月〜9月にかけて行った東名阪ツアー「ホットなお茶会ツアー」の裏ファイナルが堺Tick-Tuckで行われます。チケット代は太っ腹の無料(別途2ドリンク代)です。​ 

​​関西を中心に地道にライブ活動を重ねて、徐々に東京など関西外でもライブの機会が増えていっているMadam’s。昨年冬から春にかけても各地でツアーしましたし、7月にリリースをされた新曲『証鳴』はもっと聴かれていいと思っています。ピンボーカルを擁した4ピースポップロックバンドって実はいそうでいないので、彼らにしかないホットさがライブにもあります。東名阪ツアーを経験して成長した彼らを見てみてください。​ 

​​出演は堺をホームに3月にはMadam’sを自身の企画にも呼んだLouve noir、ドラマチックな大阪の歌モノバンドKAKUSEI HYPER、以前ライブを見た時にその名前に違わないパワフルさを感じた滋賀の純度100%勢いと、同じ関西のライブハウスシーンで戦う若手バンドが現段階で揃っています。どのバンドも伸びやかというか、どこまでも届くように歌ったり鳴らしたりするバンドで親和性を感じます。​ 

​​これはほぼ持論なのですが、今関西のライブハウスシーンは十代白書や閃光ライオットを経験して負けたとしても、20歳を超えても泥臭い努力をするかどうかで風向きはどうにでもなりやすくなる時期だと思っています。いつの時代もそうだと言えばそうなんですが、間違いなくリスナーの耳と目が向きやすくなるタイミングはあって、それが2025年だなと思っています。とは言え2025年も終盤戦。風を掴んで2026年に入れるのは誰か。Eggs公式キュレーターの私的にはMadam’sは中心に見てもいいバンドの1組ですよ。​