​​ここまでやり合えたなら、何者かになるしかない

​​関西のオススメライブハウスイベント紹介。​
​​第5回目は奈良県発フォーピースバンド・ファジーデイズとあべのROCKTOWNとの共催企画「誰かの何かになれるまで」を紹介します。​

​​ファジーデイズは2024年の冬頃からコツコツとライブ数を増やし、関西のライブハウスシーンで注目度を高めています。『仮面少女』『呪い愛』といったキャッチーかつ深く入り込める楽曲は彼らの同世代に刺さりつつありますし、ライブだと音源以上にカラフルな時間を提供してくれるロックバンドです。​
​​4ヶ月間の休止を経て今年1月に活動再開して以降は、ライブ数もかなり重ねている印象。その中で出会ったり、高め合いたいと思うようなバンドと一気にやってやろう！という強い意志が見える3日間連続ライブです。ベースの近藤和哉も「楽しみだけだと負ける」とポストしてました。​

​​8日は同郷のライバルと言っていい、青が藍に染まるまでを始め、少しずつライブ、MV、SNS、Eggs配信で名前を広げているLoopsTopとOrdinary Pieceに、最近始動ですが実力を期待できる理由があるTOTOJIが出演します。大きく見れば同じラインなだけに負けられませんね。​

​​9日は3月の自主企画にも出演した神戸の先輩・HARERUと、まだ少しタイプの違う3ピースバンドのSTITCHESが出演します。HARERUは先日ライブを見ましたが、エネルギー迸るライブでした。パワーのあるバンドに押される訳にはいきませんね。​

​​10日は同世代でタイプも似ていますが、十代白書グランプリのAKAMONEに、今やサーキットフェス常連のRIP DISHONORが揃いました。ここでトップ取らずして何かになれるでしょうか。見てるこっちも気合が入るような対バンです。​

​​シンプルにこの3日間で関西の若手バンドシーンを体感できる日で、イベントを組むことのある自分としても少し羨ましいくらいです。この日でムキムキになるファジーデイズだけでなく、出演バンドの2025年下半期の快刀乱麻の活躍を期待しましょう！​