粘土を混ぜずに作る彫刻――oh!! 真珠s、初の4人インタビュー。新曲「SWAAAAY」に見るポップネスへのバランス感覚

粘土を混ぜずに作る彫刻――oh!! 真珠s、初の4人インタビュー。新曲「SWAAAAY」に見るポップネスへのバランス感覚

2026/06/12

oh!! 真珠sがデジタルシングル「SWAAAAY」をリリースした。
夏にぴったりなダンスチューンに仕上がった「SWAAAAY」は、爽やかで、メロディーもタイト。音像とメロディーで聴き手を“これからの夏”にダイブさせてくれる、斬新なポップチューンだ。
メンバーの平賀新大(Vo./Gt./Syn.)、髙波幹太(Gt.)、中島陸(Ba.)、浅野尚輝(Dr.)にインタビューを行った。
ジャンルを横断するサウンド、ポップの普遍性とアグレッシブな実験性を、縫い目なく紡いでいく独自のバランス感覚、oh!! 真珠sの正体に迫る。

――新曲「SWAAAAY」の資料を拝見したんですけど、メンバー全員、フェイバリットアーティストがまったく違いましたね。ルーツが違う中で、この4人で“音楽の話が合うな”と思った瞬間って覚えてます? 

平賀:そうですね。我々、明治大学の軽音サークルで一緒だったんですけども。で、僕から、他の3人にバンドをやろうって声をかけたんですよね。好きな音楽のジャンルはそれぞれ違うのは知ってたんですけど、まあそれぞれとこう……コピーバンドやってくにつれて、何か、要所要所で合うというか。 

髙波:1番好きなバンドが違うだけで、好きなアーティストとなると、4人のうち何人かは同じのがあったりするんで、そういう話で盛り上がったり。そういうのは、今でもちょくちょくありますね。 

浅野:4人とも一緒(で好き)ってあるのかな?

中島:3人一緒はあるよね。

浅野:そう。3人一緒とか、リズム隊2人とかはある。 

中島:でも4人とも好きっていうのは、確かにないかもね。同じぐらいの熱量でみんなが好きなやつはないよね。

ルーツの違いが立ち上げる斬新で緻密な音像――4人が共有していた“合う感覚”

――では“oh!! 真珠sってどういうバンド?”って聞かれたら、どう答えます? 

平賀:そうですね……。 

髙波:難しいよね。 

――そうですよね。難しい質問で。あまり私も使わないんですけど、皆さん、話がうまいので、あえてぶつけてみました。

 平賀:あの……まあ何かやってるなっていう。 

髙波:ざっくりしてる(笑)。 

――1曲の中で、何かいろいろやってるな、みたいな? 

平賀:そうです。例えばAメロでこのジャンルが出てきた、Bメロでこのジャンルが出てきたっていう……奇想天外な展開をやってる面白いバンド。

髙波:でもなんかいい意味で、掴みどころのなさがあればいいなとは思うんですけど。

 ――まさに!掴みどころがない、そこがこのバンドらしいのかも。

平賀:そうかもしれないですね。

 ――「SWAAAAY」も、リズムがディスコかと思ったら、いつの間にかフリーソウルだし、でも実は軸は四つ打ち。最初はラップだし、ギターも繊細なカッティングの後、なんか後ろで漂ってるし。ベースはもっと前に出てくるのが、たぶん、こういうリズムの曲ではセオリーだと思うんだけど、前に出すぎてない。バンドサウンドはフレーズからすごくタイトだから、トラックとしてスマートに聴こえる。洗練されているのにフィジカルさもある。で、何でこんないろんな要素が入ってるのに、ポップスとしてまとまっているんだろうと。だから今日はその秘密を知りたいなと思って来ました。

 平賀:探られる?(笑)

足し算から始まり引き算へ――全員が意見を出し合う曲作り

――はい。どうしてまとまっているのか、探らせていただきます(笑)。で、ジャンルが違う4人がまとまる際に、曲作りの中で何か意識しているものはあるんですか? 

平賀:曲は、まず僕が作って。それがメロディの時もあれば、それこそ短いフレーズのこともある。で、そこに各自が好きなフレーズとかキメとかを入れていくんですけど、やりすぎることもあるので、お客さんにどう聴こえるかを考えながらまとめていきますね。 

――やりすぎる。つまり入れすぎる。 

平賀:はい、入れすぎるんです。だから、キメを減らすとか、サビまで長いなら削るとか。 

――どんどん削っていく。 

平賀:そうですね。1回、まずは全員が出してきたものを合わせて、ごちゃっとさせてから引き算していくことが多いです。 

浅野:僕が1番、足し算する……いろいろいれちゃうタイプなんで。一番問題児(笑)。

3人:そうだねぇ(笑)。

中島:でも、それがいい時もあるから。

――入れすぎ自覚のある浅野さんは、ドラムで、具体的にどう引き算としていくんですか? 

浅野:まず手数減らします。それからリズムのアクセントとか癖とかを減らしていって、曲全体を見ながら整理していきますね。それでギターとかベースにも“もうちょっとこうした方がいいんじゃない?”みたいな話をしながら、徐々にその曲に合ったように抑えていく。

中島:僕はそもそも、メンバーから“ベースもっと動いてほしい”って言われることが多いんですけど、そんなに動くベースが好きじゃないんですよ。

――動くベースというのは? 

中島:メロディーっぽいベースですね。もちろんかっこいいとは思うんですけど、自分がやりたいかって言われるとそこまでではなくて。ベースは、全体を下で支えたい感じなんです。oh!! 真珠sに関しては、今は結構いいバランスでやれていると思います。僕は引きたいし、みんなは足したいし。だから毎回、そのちょうどいいところを探しながらやってます。 

――「SWAAAAY」のベースって、ディスコ調のモータウン的なフレーズとか、もっと前に出てもいい……というか、前に出るのが常なのに、「SWAAAAY」はわりと奥の方にずっといましたもんね。そのバランスが、トレンドライクな雰囲気に繋がっているなと思いました。 

髙波:僕も浅野くんと似ていて、足したくなっちゃうタイプです。カッティング大好きなので。最初はタカタカタカタカっていっぱい入れて、そこから“うるさい”って言われたら休符を作る。真っ当な引き算をして、最終的に落ち着いた形にしていく感じですね。

歌いにくくても感覚優先で歌う――平賀新大が信じるメロディーの快楽

――平賀さんは、その引き算された中でボーカルを組み立てていくんですか? それとも最初からメロディーありき? ファルセット前提で作ってます?

 平賀:最初メロディーから作ることが多いです。そこから曲の雰囲気とか構成を考えていきます。

 ――「SWAAAAY」だと、どこから?

 平賀:今回はサビですね。あと最初のラップ部分。元々ああいうヒップホップ的な文脈を取り入れた曲を作りたいなと思ってて。そこにサビを組み合わせたら面白いかなと思ってくっつけました。ふたつのメロディーをくっつける感じでしたね。こういう、別のメロディーと別のメロディーをくっつける作り方は多いかも。オクターブ転調とかはあまり好きじゃないんですよ。

 ――そうなんですか?結構レンジ広いのに。他に好きなパターンがあるの? 

平賀:例えば、サビでオクターブ上がる転調というよりは、コード感が変わるような転調の方が好きなんですね。その方が自然というか。だから別のもの同士をガッチャンコさせることで自由に出来るんだと思います。 

――歌いにくくはないんですか? 

平賀:歌いにくいです(笑)。でも良くなってるなと思うので。頑張って歌います。 

――初めて平賀さんの歌声を聴いた時、どんなことを思いました? 

浅野:最初はサークルのライブですね。初めて聴いた時は“なんでこんな声高いの?”でした。クリープハイプを歌ってたんですよ。そういうタイプ、周りにいなかったので。 

中島:僕も似た感じですね。でも最初から歌上手いなと思いました。本当に出会った時からずっと。 

髙波:上手いのはもちろんなんですけど、サークルでやってたバンドって結構ニッチだったり、バンドサウンドが強めのジャンルが多かった。でも平賀って歌謡曲とかもすごく好きで。そういう感じの歌を歌ったらどうなるんだろうって。サークルには、こう……王道寄りの歌を歌うバンドがあまりなかったので。そっちも聴いてみたいなと思ってました。 

――コピーでは、どんな曲を歌ってたんですか? 

平賀:フィッシュマンズ、THE NOVEMBERS、Age Factoryとか。すごく楽しかったです。 

――その頃の歌う楽しさと、今のoh!! 真珠sで歌う楽しさって違います? 

平賀:全然違います。 

――頑張って言語化してください(笑)。 

髙波:頑張れ頑張れ(笑)。 

平賀:歌ってる時に意識してることなんですけど。僕のメロディーって上下することが多いんですよ。 

――はい。一音単位で上下しますよね。 

平賀:そうなんです(笑)。たぶん、性格が出てるんだと思います。落ち着きないので。 

中島:自分で作っておいて、歌いながら難しいって言ってますけどね。 

平賀:めちゃくちゃ難しいです。結構無理して出してます。 

――それは……歌うこと前提で作ってない? 

平賀:それは結構あります。 

――あぁ、それぞれは歌えるメロディーとして作っているけど、がっちゃんこするから、その時にキーも変わったりするから? 

平賀:それもありますけど、作る時、僕はまず1番気持ちいいところを置いてメロディーを作るんです。たとえ自分が歌うのがきつくても、その気持ち良さを優先します。あとは自分が頑張ればいいかなって。 

中島:感覚派なんですね。 

平賀:完全に感覚で作ってます。 

――「SWAAAAY」の制作はどのように?テーマなどはあったんですか? 

平賀:ラップの部分は、マイケル・ジャクソンっぽく……って思って作ったんですけど、それ以外のところは、何っぽいなとか考えて作ってないですね。ただ最初のキーボードのフレーズは、大貫妙子さんの「都会」っぽいなって個人的には思ってます。曲作りは、毎回、僕が持っていった曲を、この3人に壊されるのが楽しみなんです。

なだらかな推進力の秘密――ボーカルを邪魔しない4つ打ち

――(平賀以外の3人に)壊してるつもりはないですよね? 

3人:ないですね(笑)。 

中島:さっき言ったキーボード、最初は入ってなかったくない? 

浅野:最初はビートとギターとボーカルだけでした。 

平賀:で、ラップの後、すぐサビみたいなデモだったと思います。でもサビが良かったので、これは活かそうって感じで作り始めました。 

――そこから作り始めた時、平賀さん以外の3人の中ではどんなイメージがあったんですか? 

中島:ラップパートとそれ以外をガラッと変えたいなと。メロディーがそういう感じだったので。その差を強調したいとは思いましたね。 

髙波:最初のデモって、かなりラフだったんですよね。メロディーにはずっと“夜の街感”があるなって思ってました。僕の中で、最初に受けたイメージと、曲が出来上がってからのイメージは変わらないですね。

 ――デモを聴いた段階で、曲の景色が共有できていたってことですよね。それってすごいことだと思うんです。 

浅野:最初の印象は“おしゃれな音楽になりそうだな”くらいで。リズムをどうしようかなって考えてました。デモをもらった時点で、いろんなパターンを作って送ったんですよ。思いつく限り全部。デモに対してドラムだけ入れて何パターンも送って。その中で1番しっくり来たのが今の4つ打ちでした。 

――その“しっくり来た”理由は? 

浅野:ボーカルを邪魔しない。でもちゃんと聴いた人がノレる。なだらかな推進力というか……そこをイメージしましたね。おしゃれさも消さないし、メロディーも消さない。その着地点が今のビートですね。 

――音色も大事ですよね。4つ打ちって音色によってはダサくなりやすい。 

浅野:そうなんですよ。いい塩梅にしたいとは思いました。バランスは他のメンバーにかなり助けられました。 

――ここまで話を伺ってきて思ったのは、バランスの感覚が共有できているバンドなんだな、と。要素ごとのもそうだし、その要素自体にもバランスを感じます。

 4人:確かに、確かに。 

中島:協調性があるんですよ、意外と(笑)。考えないと本当にうるさい音楽になっちゃうので。自分たちで聴いても“聴きづらいな”ってなっちゃう。だからまず曲全体のバランスを考える。そのあとセクションごとのバランスを考える。さらに楽器ごとのバランスを考える。そんな感じですね。

遠慮しない協調性――言いたいことを言える関係性が作ったバンドの個性。でも全員返信は早い。

――あの……oh!! 真珠sの音楽に対して、私の例えを聞いていただいてもよいでしょうか? 

4人:もちろんです。 

浅野:聞きたいです。 

中島:自分たちでは気が付かないこともあると思うし。 

――いろんなジャンルの粘土があって。その粘土は色が違う。それを集めて、ガツッとくっつけて、彫刻を作っていくような感じ。 

4人:そうそう、そう。 

中島:イメージ、とても近いですね。 

――で、削るのが彫刻じゃないですか。大事なのは粘土を混ぜないで作っていること。 

4人:はははははは(笑)。 

平賀:確かに、確かに。 

――混ぜようとしたら、ジャンルがこんなに鮮明に立ってこないと思うんですよ。曲でここに辿り着いたのが、oh!! 真珠sってバンドのすごさだと思う。で、自然に見つかったんですか、この感じは?(一同笑)。 

平賀:そうですね(笑)。元々、仲が良かったのもありますけど。組んで良かったなと思いますね。 

――バンドとして、コミュニケーションを密に取ろうとか意識したことは? 

平賀:特にないですね。みんなLINEの返信が早かった。 

浅野:元々、返信が早いから結果的にいっぱいやり取りすることになっただけで、意識してコミュニケーションを取ろうとは思ってなかったです。 

中島:あと気になったことを言えるタイプだったのも大きいと思います。 

――バンドをやる上で? 

中島:そうですね。音楽のことでも、それ以外でも。それがいい方向に働いてる気はします。 

――嫌なこともちゃんと言える。 

中島:そうですね。それは嫌だって言える。「SWAAAAY」のことじゃないですけど、曲作りだと僕と浅野くん対、平賀・髙波2人みたいになること、結構ありますね。“このリズムどう?”みたいな。でも僕らは“そのリズム気持ち悪いからやめた方がいい”って言うこともある。 

――結構、はっきり言うんですね。 

中島:言います。ただ伝わらない時もあるんですよ。 

浅野:あるね(笑)。 

中島:だから力説する(一同笑)。それで直すところは直して、最終的に出来上がったものを聴いて判断する感じですね。 

――では「SWAAAAY」のレコーディングで初めてチャレンジしたことを教えてください。 

平賀:僕はファルセットの高さですね。 

――レンジ(音域)的に? 

平賀:そうです。たぶん今までで1番高い。それから、恋愛ソングをほぼ初めて書いたので、ボーカルでも吐息を多めに出したり。そういうところは意識しました。

 ――母音にも、R&Bっぽい抜けがありますもんね。 

平賀:母音は結構意識しました。 

浅野:「SWAAAAY」は、今までで1番引いた曲ですね。

 ――引き算をしたということですね。 

浅野:そうです。フィルインとかおかずを1番減らした曲だと思います。だから逆に基礎のビートをすごく意識しました。手数で誤魔化さずに作らないといけない、そういう曲だったんですよ。あとレコーディング方法も初めてで。今までは4人で一緒に録ったんです。今回はベースとドラムだけ先に録って。バラバラに録りました。 

中島:今までで1番足した曲だと思ってます。弾いていて忙しい(笑)。あと今回はリードギターとの掛け合いがあるので、リードギターを考えながらベースを弾いてる。これまではドラム中心で考えることが多かったんですけど、今回はリードギターを意識する比重は大きいかな。これは初めてでした。 

髙波:僕も「SWAAAAY」では、結構、引き算した方だと思う。今回は同期も新しい試みとして入れて。デモも、同期のビートが鳴っていた状態だった。だからリズムに徹しようと思いました。同期に合わせて弾こうと。だからカッティングを控えめにしたり。リフも1人で目立つんじゃなくて、ベースとの掛け合いを意識しました。その隙間をどう埋めるか考えたので、そこが新しかったです。 

――ミュート感とかも意識しました?残響音を短くするみたいな。 

髙波:あぁ、そこも意識しましたね。ここは鳴ってほしくないなっていうのが、録音してるとすごく分かるんですよ。 

――ここまでで止めたいとか。 

髙波:めちゃくちゃありました。 

――イヤホンで聴いていて、それがすごく分かりました。あ、これ、残したくなくて、音止めてる、みたいなのが。

 髙波:結構こだわって止めたので、気が付いてもらえて嬉しいです。 

――あえてミュートで切って、空白を作っている。そこにボーカルが入ってくるとこが、すごく面白かった。何回聴いても楽しくて面白かったです。

 髙波:ありがとうございます。

 平賀:そこまで聴いていただいて嬉しいです。ありがとうございます。

みんなが好きになれるのがポップ――4人が語るポップネスとは?

――いや、これは私の癖みたいなもんで。どうしても曲を分解したくなっちゃうんですよね。そういう意味では、ジャンル宝庫の「SWAAAAY」は、分解しがいのある1曲だった。そして、やっぱりポップなんですよ、この曲。 

平賀:そうですね。 

――ここで、じゃあポップとは何ぞや、という話を伺いたいんです。ポップもロックも主語が多い。私はポップというのは普遍性と不変性が共存しているものだと思っているんです。マジョリティーでもあるし、エバーグリーンでもある。皆さんの中でポップってどういうイメージなんですか?

 平賀:僕の中では1番心が躍るジャンルじゃないかなって思っています。

 ――バラードでも踊ります? 

平賀:バラードも踊るんですよね。やっぱりメロディーがちゃんと聴こえるじゃないですか。いいメロディーっていうのが最も伝わるジャンルなのかなって思います。 

浅野:僕はポップってマジョリティーに近いものだと思っています。誰にでも伝わるというか。“これ好きな人は好きだよね”っていうのは、ポップじゃないと思っていて。みんなが好きになれる要素を持っているものがポップ。

 ――そこに“好き”があることが大事なんですね。誰でも“知ってる”じゃないんだ。 

浅野:そうですね。知ってるって、知名度があるっていうことで。そうじゃなくて、好きになれる要素がある。それがポップの最たるものかなと思います。 

髙波:僕は生活に1番近い音が鳴っているものがポップスかなと思っています。インストとかプログレッシブとか、アンビエントとかも好きなんですけど、そういう音楽って探しに行かないと出会えないじゃないですか。でもポップスって、自分から聴こうとしなくても生活の中に存在している。自然に耳に入ってくる。1番近しい存在でいてくれる音楽かなと思います。 

中島:僕も結構近い感じで。まず、意味が分かりやすい音楽として、ポップはあると思っていて。SNSとかで“浅い音楽だ”みたいな言われ方をすることもあるじゃないですか?“この曲は流行っているけど浅い”みたいな。 

――ありますね。中島さんはそれを見てどう思うんですか? 

中島:僕、浅い音楽なんてないと思っていて。たくさんの人に届く曲って、分かりやすいから届くんだと思うんです。みんなが聴きやすく、ストレスが少ないとか。そういう意味で“浅い”って言われるのは、ある意味、すごいことなんじゃないかなと思っているんですね。 

――売れる曲の大衆性をストレスが少ない曲と見出してる? 

中島:そうですね。広く人に好かれるものは、ストレスが少ないんだと思います。うまくまとまらなくて、すみません(笑)。

 ――いや、ストレスが少ない説は初めて聞きました。目から鱗でした。oh!! 真珠sは、これからどんなバンドになっていきたいですか? 

平賀:これからもっといろんなジャンルや、様々な要素を取り入れながら、それでも“oh!! 真珠sだな”って分かる音楽を作っていきたいです。そしてもっと大きくなっていきたいですね。 

――「SWAAAAY」を聴き、今、皆さんにインタビューして思ったのは、oh!! 真珠sの曲同士をマッシュアップした1曲を作ってほしいとか、自分たちの曲をサンプリングして曲を作ってほしいとか。やってほしいこと、たくさん出てきちゃいました。 

4人:はははははは(笑)。

平賀:それ、面白そうですね(笑)。 

――なぜなら、嫌なことは嫌ってはっきり言う関係だから。だから面白いものが出てきてると思うし。 

平賀:そうですね。言いたいことを言える関係性っていうのは、バンドにとって大きかったんじゃないかな。だから続けてこられたし、これだけ幅の広い曲ができたんだとも思いますから。声をかけたのが、この3人で間違いなかったなと思ってます。

取材・文/伊藤亜希

release

event info

oh!! 真珠s Pre. 「Dream & Sway」

DATE
2026/6/13(土)
PLACE
東京・渋谷 HOME
OPEN/START
18:00 / 18:30
LINE UP
liquid people, Yöreh
TICKET
https://giggs.eggs.mu/vfwNDIk
バンド取り置き

SHIBUYA SOUND RIVERSE 2026 ~ Pre-Party with HOTSPOT ~

DATE
2026/7/3(金)
PLACE
東京・恵比寿 KATA
OPEN/START
18:30 / 19:00
LINE UP
やさしいみらい, Alaska Jam

DATE
2026/7/29(水)
PLACE
東京・渋谷 CLUB CRAWL
OPEN/START
18:30 / 19:00
LINE UP
Pastel Tang Club, MAKKURAGE, liquid people

profile

oh!! 真珠s

東京発 オルタナティブロック/サイケポップバンド “oh!! 真珠s” (オーパールズ)。

平賀新大(Vo/Gt/Syn) / 髙波幹太(Gt) / 中島陸(Ba) / 浅野尚輝(Dr) にて2024年結成。

オルタナ・ファンク・サイケ・ポストロック・マスロックなど、多様なルーツを横断し、ジャンルを超えた独創的なバンドサウンドを展開する。

昭和歌謡の影響を感じさせるハイトーンメロディに、縦横無尽に駆け巡るギターとダイナミックなグルーヴ。

真珠のように層を重ねて光る、緻密さとポップネスを併せ持つ鮮烈な楽曲が魅力。

平賀新大(Vo/Gt/Syn)
髙波幹太(Gt)
中島陸(Ba)
浅野尚輝(Dr)

links

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