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東京高田馬場発Cold Hotdog(コールドホットドッグ)。新曲「ボイジャー」はキラーチューンになるか?

東京高田馬場発Cold Hotdog(コールドホットドッグ)。新曲「ボイジャー」はキラーチューンになるか?

2024/12/09

ポップロックバンドCold Hotdogの注目度と実力

“東京都高田馬場発4ピースポップロックバンド”を名乗るCold Hotdog。メンバーは、大和(やまと・Gt./Vo.) 、晴飛(はると・Gt.)、颯(そう・Ba.)、楽(がく・Dr.)の4人だ。2023年11月に「Eggsサイト」にて初のデジタル音源「泡沫メランコリック」を発表。本曲の再生数は20,500回を突破している(2024年10月中旬現在)。続く「哀愁ランデヴ」は同サイトで15,000回再生を突破。「どこまでもバンドマン」も、13,500回再生を超えている。コンスタントにリリースを重ね、都内を中心にライブ活動を展開し確実に動員数を増やしていく中、10月に新曲「ボイジャー」が発表された。この曲は、他の音楽配信サブスクリプションサービスでは聴くことのできない、まさにEggs先行配信だ。「ボイジャー」もEggsにアップされてから約1週間と待たずに3000回再生を突破している。Cold Hotdogには多くの魅力がある。まずギターの晴飛が手掛ける詩曲。タイトでありながら音符を詰め込み過ぎないメロディーは、じつにキャッチ―。ブライトなメロディーラインの中にも、抒情的な音階を入れ込むなど、耳に残るフックも申し分ない。さらに、メロディーと言葉のマッチングに迷いがない。だからこそ、言葉がメロディーにしっかりのり、聴く者の心にストンと落ちていく。ここがこのバンドのポップネスにつながっている。

東京・下北沢、名古屋、大阪でのツアーも決定!「ボイジャー」に表れているメンバー全員の意志

ボイジャー」は、軽快でポップなアップチューン。バンドアンサンブルと譜割りが細かく展開する、各メンバーのスキルが全開の1曲だ。タイトなフレーズが続くコンパクトな楽曲だが、その中で、晴飛(Gt.)、颯(Ba.)、楽(Dr.)の3人は、それぞれが多彩なアプローチで楽曲を彩っている。バンドアンサンブルの抜き差しも、とても上手で歌を活かしたアレンジに徹している。メンバー全員の意志が、メロディーと歌詞をしっかり届けるというところで共有されているのだろう。お互いがお互いの音をしっかり聴いて演奏しているのがわかる。大和のボーカルも、バンドアンサンブルに呼応するように、リズムを軸にしたアプローチ、中高音の丁寧なロングトーンなど、いろいろな見せ場を作っている。途中で音階を駆けあがるようなメロディーラインが続く場所があるが、少しのズレもなく、まるでバンドサウンドを追い風にしながら、滑らかに上昇していくボーカルアプローチは、リズム感や発音も含め、本当にお見事である。また「ボイジャー」は<ハロー>を何度も繰り返す曲で、観客のシンガロングも含めてライブのキラーチューンになりそうだ。

さあ、ライブで一緒に<ハロー>を歌おう!

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この記事のアーティスト

Cold Hotdog

東京都高田馬場発 4ピースポップロックバンド 人間の冷たい部分も暖かい部分も歌います。生きていくにおいて、辛いことがあれば楽しいこともある。そんな貴方の人生に寄り添っていく正直な歌を歌います。 Gt.Vo. 大和(やまと) Gt. 晴飛(はると) Ba. 颯(そう) Dr. 楽(がく)

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この記事を書いた人

伊藤亜希

音楽ライター/編集者。学生時代から音楽雑誌に勤務後、アーティストのFCサイトの立ち上げ・運営などを経験。現在はフリーランス。『RealSound』『MUSICA』、FC会報、FCサイト等で執筆中。『Eggs』は未知の音楽に触れられ楽しいです!

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