​​【ライブレポート】今のRomansquallを刮目せよ!​

​​【ライブレポート】今のRomansquallを刮目せよ!​

2026/06/04

大阪の“Neo power Rock band”・Romansquallが初東阪主催企画『Mushup Tunes‼︎』を開催し、大阪編が5月22日に梅田Zeelaで行われた。 

​​彼らは枠に囚われない独創的な音楽を武器に活動中。最近はその音楽がSNSを通じても届き始め、ジャンルも超えて新たな道を開拓していっている印象があり、今まさに“布教したいバンド”となっている。​ 

​​そして様々な経験と変化に裏打ちされたライブ力も当然高い。今回はそのライブの様子をお届けする。​  

この日共演のMK-TからはRomansquallのカバーが贈られ、mm limitからは良い姉貴分ということが伝わるライブ、Disconnect CendrillonからはほぼMCなしのセンセーショナルなライブをリレーされた。「熱すぎるバトンを回してもらった今、心も体も溶かすくらいの勢いで燃やしていきましょう!」と辻村アリサ(Vo)がフロアに伝えて『チューニン‼︎』からスタート。カラフルな照明の似合うブチ上げナンバーに、フロアもテンションを上げながらクラップや手を左右に振って楽しむ。曲はただキャッチーなだけでなく、ラップパートやディープな緩急によって、良い意味で慣れさせず、どんどん沼に引き摺り込む力もあった。高らかに<革命を起こすのだ集団戦!>と歌い、しっかり狼煙を上げて繋げたのは『シェキラブ‼︎』。こちらもキラキラとノリの良いナンバーで会場の興奮は高まっていく。「愛もヘイトもまとめておいでよ!」と辻村が言った通り、多くの人が心を丸裸にして、ちゃぎ(Key)の振り付けに合わせてダンスしていた。もちろんおーしゃん(Gt)やKAZETO(Sup.Ba​)もメーター振り切って演奏していたし、この楽曲を作る“フィクサー”Kichom(Dr)のビートもフロアとのエンゲージを高めていた。​ 

​​「会いに来てくれてありがとうね、本当に!でもさ、まだまだ熱いフロア作れると思ってんの!もっともっと爆発しようぜ、梅田Zeela!」と辻村が叫んで『dance in the dark?』を鳴らす。おーしゃんの波のように押し寄せるような力強いメロディがフロア全体を呑み込むと、KAZETOの動きもより本能剥き出しになる。辻村はそんな狂った地に降り立った妖艶な悪魔のように「まだまだぬるいんじゃないの?」と全ての生気を出すように促しながら歌い、トドメはKichomの「遊ぼうぜー!」で一気に支配。フロアも盲目的に「オイ!オイ!」と叫んでいた。続く『アンチリコール』は少しゆったりとしつつも高揚感はそのまま。ミラーボールも似合い、しっかり体の横揺れとクラップを誘発した。5人と同期の音のバランスというか配置は絶妙で、思わずドキドキする曲でもあった。 

​​MCでは辻村も「超たのしー」とフロアと会話もしながらあったかい空気に。ちゃぎも「楽しんでますか、梅田Zeela!」と煽ってみたりしていた。共演者にも感謝を伝え「Romansquallのことをもっともっと沢山の人に知ってほしくて、ライブで見てもらう機会を作りたくて、布教割なども実施して開催しています。だから今日初めましての人も、また大切な人を連れて見に来てほしい。この1回で全部が伝わるとかさ、何かが180度変わるようなことがあるわけではないけど、この一瞬があなたの心の中に残ると信じているから歌っています。あなたが胸を張って布教できるようなカッコいいバンドで居続けるから信じてほしい。まだまだおもろい景色を一緒に作っていきましょう。今日もあなたの1番目掛けて歌います!最後の1音までブチ上げてくれますか!」とさらにギアを上げて『STORY TELLER』を届ける。メンバーの各楽器から放たれる音の激しさも増していくし、全てのリアクションを見逃さないように歌う辻村の姿と真っ直ぐ上げた拳からは、この音楽シーンをボーダレスに突っ切って行くことと、全員の物語の中のBGMになっていく本気度が伝わった。フロアも「オイ!オイ!」と応えるが「まだまだ暴れ足りないやついるんじゃないの?かかってこいよ!」と辻村が叫び、KAZETOがベースを響かせながら『唯我独奏』へ。相変わらず目まぐるしい音の螺旋を、おーしゃん始め大きなアクションと共に叩っ切るように大きな音を鳴らした瞬間は鳥肌。そこに負けてない命燃やす辻村のボーカルだった。締めは残りのエンジンを使い切るようにBPM235の『暴走中毒』を投下。ラスサビ前にはKichomも「これからも信じてついて来てくれよ!」と叫んで、最後までフルスロットルで駆け抜けた。​ 

アンコールにも応え、11月にも東阪で『Mushup Tunes‼︎-NEO-』を開催することを発表。チケット代がまさかの1000円なのは「今回を成功させてくれたおかげです!」と、ちゃぎはフロアに感謝していた。合わせて新曲のリリースも発表し「どんな曲が気になるそこのあなた!に届けます!」と『Queeeen』を披露。このバンドが育ててきた大きなスケール感と自由なサウンドメイクを存分に発揮した曲。辻村の憑依的なステージングや各メンバーのソロパートもあり“We are Romansquall”となりそうな楽曲だ。そして最後は『1.2.3!』でクラブさながら全員で飛び跳ねてフロアを揺らして終了した。  

​​個性的なメンバーが集まっているし、そこにきっと話し出したら止まらないほどの経験も今まさにマッシュアップされていて、それがジャンルレスでボーダレスな音楽に繋がっているRomansquallは、ここからが全盛期になると思う。あなたの友達全員を撃ち抜く弾丸量は余裕で携えているので、どんどん布教しよう。​  

​​写真:はやた ゆうか​
​​文章:遊津場​ 


【連続デジタルリリース企画実施中+『Mushup Tunes‼︎-NEO-』開催決定!】 
​​チケット代は両日1000円!新曲もチェックしてライブに遊びに行こう!​ 

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