9⽉マンスリープッシュアーティストインタビュー 〜叶芽フウカ〜

9⽉マンスリープッシュアーティストインタビュー 〜叶芽フウカ〜

2025/09/06

Eggsスタッフが今⽉の注⽬アーティストを選ぶ、「Eggsマンスリープッシュ」!

今⽉のマンスリープッシュアーティストとしてピックアップされたアーティストにインタビューを敢⾏!今回は叶芽フウカ

──まずは自己紹介をお願いします!

叶芽フウカ、22歳、東京練⾺区が産んだ珍獣です!

恋愛ソングだけが流⾏る世界じゃ、戦争も怖いウイルスもあらゆるくだらない憎しみ悲しみも全然なくならな いだろうなって思っています。ゆえ、世界をなんとかするための歌とか、あとは普通に、こんな凄いものどう やって思いつくの!?って思われたいから、誰も思いつかないようなこととかをとにかく歌っています。とか ⾔いながらも、最近になって、恋愛ソングが流⾏るだけで良くなっていかない世界の⽅が悪いってやっと気づ いちゃいました。いつか、油コッテリの愛まみれでも誰も傷つかない世界になったら、その時は恋愛ソングを 作ります。冒頭から喋りすぎたなこれ。基本的に⽂字数多めの⼈⽣です。とにかく、もう伝わっている通りが めつくギラギラ⽣きていきたいです!

⻑ったらしいのは読み流していただいて、とりあえず私の⼤体のことはセカンドアルバム『そういうSF』を聞 けばわかりますのでどうかご贔屓に。

──音楽活動を始めた経緯を教えてください。

中学生の時、大ハマりしていたカラオケによく付き合ってくれた幼馴染の女の子に、歌をインターネットに載せてみなよと促されYoutubeにカラオケの動画を載せ始めたことがすべての始まり。

そのあと、偶然声をかけていただいて初めて出演した野外音楽イベントにて、周りの同世代の女の子たちがオリジナル曲をギター弾き語りで披露していることに超驚く、、なんてったって当時の私はアイドルのカバー曲をハンドマイクで歌う、ただそれだけのスタイルだったから。負けず嫌いが効いて、埃を被っていたEpiphoneのアコギを取り出して右も左もわからにまま作曲を開始。一曲目に作ったのは『文明貢献死骸回収僕ら永遠戦争』という曲です。

──影響を受けたアーティストや音楽のルーツを教えてください。

周りに流されてばかりだった私が人生で初めて心から引き込まれて大好きになった音楽が大森靖子さんの音楽でした。靖子ちゃんの音楽は私にとって、「音楽ってこんなに自由でいいんだ、音楽でなら、こんなに面白いこと、好きなこと、言っていいんだ!!」、という自由への原動力のようなもので、音楽人生における御守りです。そこから、靖子ちゃんを入り口にしてとにかくたくさん聴きました。おそらく自分は浅く広くタイプなのですが、特に好きなのは神聖かまってちゃん踊ってばかりの国People In The Box欅坂46betcover!!MOROHA坂本龍一スピッツ(敬称略)などなどです。
あとは、とにかく言葉を描くこと読むことが大好きでして、作詞におけるルーツで言うと村上春樹、宮沢賢治、星新一、中原中也(敬称略)などが根深いのかもしれません。全然、読破したとかではないんですけど。

あとあと、幼い頃から両親の運転する車で繰り返し聴いていたMr.Childrenサザンオールスターズの音楽も確実に自分の血肉になっていると感じます!

──曲作りはどのように行っていますか?  

ほとんどの曲が、先に詩があって、そこに気ままに⾳を乗せる、という流れで作られています。

⽇々思いつく 「これをうたにしたら⾯⽩いんじゃないか」ってなフレーズ・単語、或いは、煩い頭の中にいつも川のように 流れている散⽂、あとは世界への憤りなんかも、とにかく携帯電話のメモアプリに書き殴ります。そのあとは 簡単で、彼らがどのように踊りたいかだけを考えてアコギを握って⾳を乗せます。料理と同じで(同じで?) 全てが⽬分量です。出来上がらないと、つまり、ライブで披露しないと味がわからない・五感に染み渡ってこ ないのがたまらなく楽しいんですよね。だから、メモの段階でライブで歌っているときのことを常に想像して います。

──今、活動している中で最も大切にしていることはなんですか?

ひとりでも多くの⼈に私の⾳楽を知ってもらうべく、絶対に何ひとつ無駄にはならないと信じてタネを撒き続 けることに重きをおいています。

没になる曲なんか無いからとにかく作る、そうすりゃ誰かしらには刺さる、 ほんでSNS、動画載せまくるビラ配る、何より、ライブ⼀本⼀本、確実にフロアにいる全員、ワクワク・ゾク ゾクさせたい。で、これらを全部すまし顔でこなしたいです、頑張ってる⾵に頑張ってもダサいからキザにい きたいですね。あくまでスタイリッシュに、ペロリと⼀枚剥くとメラメラしている宇宙が広がってるイメー ジ!

──あなたの作品がどのような人に届いてほしい、聴いてほしいなどはありますか?

活動開始当初から、売れる、⼈気になる、がゴールではなく「然るべき⼈のところに届く」がゴールだと考え てきました。売れるための⾳楽じゃない、とかいう意味ではなく、有象無象の空虚に曲を投げても仕⽅ない、 的な意味です。誰でも彼でもではなく、今、これを必要としている全員に、⼀⼈も余さず出会いたい。謙虚な 欲張りマン的な。⽭盾しているもの⼤好き!⼀貫性のないものは嫌いだけど。(?)

話逸れがちですみません。 私の⼒量不⾜でそれ(然るべき⼈の元へ余さず届ける)が叶っていないのが現状なので、もっともっと⼤きな ⽻で⾶べるように、⽇々、どりゃーーー!と⾊々やりますね。 ただ、それより先に世界が丸ごと叶芽フウカ最⾼!って⾔う⾵向きになれば、尚いいですね、⾯⽩い秘⽇常を 求めている⼈、全員集合頼む。⼈類叶芽フウカ計画。

──今後の展望や、理想、目標などを聞かせてください。

世界の⾯⽩い(funnyではなくinterestingの⽅で)ガールアイコンになりたいです!本気で⾳楽を信じすぎて いるので、この活動を通して世界をピース&ピースで満たしたい。 もうちょっと具体的に⾔えば、夏フェスに出たいし武道館で歌いたいし遠くの国へもいきたいです。然るべき 場所に届けると⾔う軸を傾けないままに、⾃由に踊りながら、売れたい。あとは、私を構成する⼤好きな⾳楽 を鳴らす⽅々と死ぬまでに必ずご⼀緒したいです。

──これから控えているライブやリリースなど注目情報があれば教えてください。

9⽉から10⽉にかけてはじめてのツアー『こんな凄いモンどうやって思いつくんだよツアー』が開催されま す。どどんと東名阪!ツアータイトルにもなっている『こんな凄いモンどうやっていつくんだよ』を含む2曲の 新譜を背負って向かいます。新譜のアレンジは2曲ともにRomantic(ex.爆弾ジョニー)さんにご担当いただ き、パワフルかつエキセントリックに出来上がりました炎炎炎
ツアーファイナルの10⽉15⽇渋⾕La,mamaには浦⼩雪さん(Sundae May Club)、NaNoMoRaLさん、⽔中、それは苦しいさんに出演いただきます、超豪華、やばい! 詳細は各種SNSにてご覧いただけますので是⾮にお越しくださいませ、待ってる!!

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