アオキハルヘ Vol.7 ライブレポート

Photo：マイコ (Twitter @mighty__26)

下北沢MOSAiCとEggsが共同で企画する10代のアーティスト限定イベント「アオキハルヘ」。

5月11日（木）にはVol.7が開催され、センチメンタルリリー、メから鱗、アウフヘーベン、ヒノきのぼうとおナベのふた、AoAuの5組が出演した。

1.アウフヘーベン

「ライブの出来はトッパーで決まるといっても過言ではないと思います、僕らが最高の日にします」雨でじめじめとした気分を吹き飛ばすように力強くスタートを切ったアウフヘーベン。
会場を盛り上げる元気な演奏をする一方、2本のギターのユニゾンでしっとりとしたラブソングと30秒のラブソングの対照的な2曲でギャップを見せ、冒頭の頼もしいその言葉通りのステージを見せてくれた。

2.ヒノきのぼうとおナベのふた

2番手はヒノきのぼうとおナベのふた。冒頭のギターリフ、3拍子から"ただものではない感"を醸し出す彼ら。
高音と低音を使い分けるどこか懐かしさを感じる歌声と、繊細で緻密で作り込まれたサウンドが光る。
10代の枠を超えたテクニカルな演奏と、彼らの持つ独特の怪しげな魅力に圧倒されっぱなしの25分間だった。

3.AoAu

3番手は今回の紅一点、AoAu。
小さい体と裏腹に、芯のある歌声と安定した演奏で会場を盛り上げる。
時たま垣間見える弱さ、悲しさ、その感情を昇華して出来上がったような繊細な楽曲。
弱さを力強さに変えて解き放っているかのような美しいステージを見せてくれた。

4.センチメンタルリリー

4番手は京都から、今回が初の東京となるセンチメンタルリリー。
優しくのびやかなハイトーンボイスと耳馴染みの良いメロディーが会場の空気を一気に華やかにする。
体が自然と揺れるような曲、切ないバラード、感情が全面に出たアップテンポな曲など、色々な表情を見せてくれ、25分では足りないと思ってしまうステージだった。

5.メから鱗

トリはメから鱗。今日は彼らの3日間連続ライブの中日、昨日の自分達を超えると気合いを入れてのスタート。
Vo.Gt.はるひの力強い歌声と、澱みのないまっすぐな言葉、そして熱量たっぷりのライブが心にぐっと響く。
「アオキハルヘ」というイベント名にふさわしい、"若人"の彼らにしかできない、感情の溢れ出す演奏でこの日を締めくくってくれた。

出演してくれた5組の皆様、ありがとうございました！
次回Vol.8は7月12日（水）に開催決定！お楽しみに！

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