12月8日、フリー野外音楽イベント『BAYSIDE MUSIC CAMP IN TOYOSU #14』が豊洲公園 特設ステージで行われた。2022年からスタートした本イベントは、音楽を通じて地域の交流をはかり、新しい音楽文化の創出を目的に定期的に開催されている。この日のオープニングアクトを飾ったMANGA HOUSEは、見事Eggsのオーディションでグランプリを獲得した大学生4人組バンドだ。2021年に宅録ユニットとして始動し、3年の年月を経てバンド編成となった彼らにとって初となる野外ライブの模様とともにライブを終えた後の言葉をお届けする。
家族連れで賑わう昼時の豊洲公園。青空の下、陽射しを浴びてきらめく海を背に、ナカタ(Vo./Gt.)、スズキ(Gt./Cho.)、キクチ(Ba./Cho.)、ヒラタ(Dr./Cho.)が登場。「MANGA HOUSEです。始めます」とナカタが挨拶をし、「ニール・ヤング聴いてた」の演奏をスタート。70年代フォークロックの影響を強く感じさせる温かなサウンドは、ナカタのマイルドな歌声をより一層ソフトに響かせる。続く「ライター」では、スズキがスライドギター奏法を見せる。オーセンティックなギターの調べに、大学生ながらルーツ・ミュージックにリスペクトがあり、メンバー全員がミュージシャンであると同時に、熱心な音楽リスナーであることがうかがえる。
「ありがとうございます。海が気持ちいい」とキクチが感想を述べ、ノスタルジックな「暗渠(あんきょ)」、ナカタとスズキのツイン・ボーカルが印象的な「猫」、ヒラタが軽快なリズムを刻む「優しい風」を披露し、次第に集まってきたオーディエンスから拍手を受ける。「最高の日曜日だぜ。イェ〜イ」と脱力感満載の口調でオーディエンスの笑いを誘ったキクチは、ステージから降りてナカタと向き合い、そのままラストの「傍観者」へ。晴天に恵まれた初の野外イベントで6曲を演奏したMANGA HOUSEは、この日の木漏れ日のような温もりあるサウンドを届け、心地良い余韻を残してステージを後にした。
ーーオーディションでグランプリを獲得したとき、どんな気持ちでしたか?
ナカタ(Vo./Gt.):すごく驚きました。グランプリが決まって「野外でライブをやりたい」と言っていたヒラタ(Dr./Cho)が1番喜んでいましたね。
ーー初めての野外ライブはいかがでしたか?
ナカタ:外で跳ね返る音が気持ちよかったです。
キクチ(Ba./Cho):正直、初めての野外で不安の方が強かったんですけど、やってみたら想像に反してすごく楽しかったですね。
スズキ(Gt./Cho):野外で気持ち良く演奏できました。楽しかった!
ヒラタ:純粋に楽しめました。演奏中に聴きに来てくれた子供たちを見て、この子たちは未来のロックスターになるんじゃないか?と思いました(一同笑)。今後が楽しみです。
ーー最後に今後の活動や目標を教えてください。
ナカタ:2025年は制作中の音源を発表して、野外イベントやフェス、大きなイベントにもチャレンジして、新しい出会いの機会をたくさん作っていきたいなと思っています。
ヒラタ:ほどよい脱力感と、日本語ロックの良さを追求していきますので、これからも応援よろしくお願いします!
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