Eggsスタッフが今月の注目アーティストを選ぶ、「Eggsマンスリープッシュ」!
今月のマンスリープッシュアーティストとしてピックアップされたアーティストにインタビューを敢行!今回はAkane Streaking Crowd!
──まずは自己紹介をお願いします!
京都で結成したAkane Streaking Crowd(アカネストリーキングクラウド)です!
Ba.VoのキタザトユタカとDr.Choの立本純嗣が正メンバーでライブや制作ではサポートギターに入ってもらってます。
──バンドを結成した経緯を教えてください。
(キタザト)元々キタザトと立本は中高の同級生で当時から軽音部でコピーバンドを組んでいたのですが、大学まで一緒のところに進学してしまったので「じゃあ、まあ、やるか…」とぬるっとバンドが結成された記憶があります。なので正確なバンド結成日を誰も知りません。
──バンド名の由来を教えてください。
(キタザト)何個かキタザトがバンド名の候補を作り立本含め色々な友達に送ったところ一番反応良かったのが今のバンド名でした。
「誰かと似たり寄ったりなバンドはやりたくない。異質な存在でありたい」とぼんやり考えていた時、大学の講義で“streaking(裸でスポーツの試合などに乱入し走り回る)“という英単語を知り、自分の目指すバンドの方向とピッタリだと感じて、streakingを軸にバンド名を考えていきました。あとはASIAN KUNG-FU GENERATION方式で英単語を3つ並べていき、「茜色の夕日(フジファブリック)好きだし、Aから始まれば50音でもアルファベット順でも早い方に名前が載るな」という少々狡い理由でAkaneが決まり、crowdに関しては…何となくです。でもstreaking crowd(全裸で走り回る群衆)て絵を浮かべてみれば面白くないですか?面白いですよね?!
──影響を受けたアーティストや音楽のルーツを教えてください。
※楽器を始めたきっかけになったアーティストや、バンドをやりたい!音楽をやりたい!と思ったアーティスト、好きなアーティストなどを教えてください
(キタザト)バンドを聴くようになったキッカケはASIAN KUNG-FU GENERATION、中高で一番好きだったのはフジファブリック、ベースボーカルをやり始めたきっかけは高校でコピバンをやっていたKEYTALKとthe cabsなど、他にも好きな音楽はあるのですが個人的に特に影響を受けまくっているのはWienners、玉屋2060%さんです。「情報量を詰め込みまくって強制的にテンションぶち上げながら、メロディの強さで泣ける」て感じの作曲スタイル、大いにパク…影響を受けています。
(立本)ドラムを始めて以降、the cabs と ROTH BART BARONにはとても影響されていると思います。演奏面もそうなのですが、この二つのバンドを知ってから好きな音楽の幅が一気に広がったという意味でも、自分にとって大きな存在です。バンドを始める以前は吉井和哉を(THE YELLOW MONKEYの曲もソロの曲も)よく聴いていました。というか送り迎えの車の中で熱唱してました。完全に親の影響ですが、メロディの好みなんかはこの時に大部分形成されてしまった、ような気がしてます。
──曲作りはどのように行っていますか?
※デモトラックやメロディーを元に最終的にバンドで仕上げていく場合には、それぞれがどのように自分の楽器のアレンジを加えていくのかを教えてください。例えばメロディーの邪魔にならないように、楽曲全体の雰囲気に合わせて…や、作詞をする際のテーマやモチーフなど。
(キタザト)自分がDAW上で打ち込んで楽器も弾いてある程度完成系を提示しながら、バンドでスタジオで合わせてアレンジしていくことが多いです。シンセに関しては自分だけで全部決めることもあるし、友人のキーボーディストに相談しながら作っていくこともあります。歌詞はめちゃくちゃ考えるのが苦手なので毎回一番最後に決まるのですが、基本自分が体験したこと・日々思っていることを書いてます。ただ「曲が持つ推進力が歌詞によって減速させられる」というのが個人的に作詞において一番避けたいことではあり、語感が悪い・リズムが悪い・意味が強すぎることがないようにというのはとても気にしているところです。
(立本)ほぼ完成した状態でくるデモに対しては、大きくドラムのアレンジを変えることはそんなにないです。一聴して「めっちゃいいじゃん!」となることが多いので…。未完のデモだったり、もう一押し欲しいなと感じる曲だったりに対しても、ドラムをどうこうするよりはそもそもの構成や展開を考えることのほうが多い気がします。強いて言えばフィルで悩むことがあります。基本はシンプル、だけどたまにドキッとする瞬間がある演奏が好きなのですが、人をドキッとさせるフィルって難しい!日頃から幅広いジャンルのバンドを聴いたり、北里が参照元としている曲を聴いてみたり、色んなところからアイデアを盗んでくるようにしています。
──今、活動している中で最も大切にしていることはなんですか?
(キタザト)いいリズムで活動を続けていく、ということです。自分は音楽を長く続けていきたいと思っているので無理なく、ただ必ず次の見通しは立てながらということを大事にしたいです。…当たり前かもですが、自分が今年大学を卒業しフルタイムで働き始めたというのもあるので。
(立本)僕も長く続けたいので、そのためにバンドのこともそれ以外のことも全部頑張りたい、というか頑張り方を考えてやっていきたいというのはあります。それ以外でいくと、シンプルに上手くなりたいです。荒削りな演奏が逆に良いバンドもいるし、僕自身そういうバンドも大好きなのですが、Akaneの良さを最大限引き出すにはやはりライブでちゃんとしたクオリティを出せることが大事になってくるのかなと思います。
──あなたの作品がどのような人に届いてほしい、聴いてほしいなどはありますか?
(キタザト)老若男女です!大衆歌になりうる、強度を持ったポップな曲を作っているつもりです。が、何となくですが「俺はお前とは違う…」と心の中で一人思いながら、そんなことを周りに言うような勇気はない、そんなクネクネとした偏屈な音楽好きには刺さる傾向があるかなと思います。
(立本)誰に届いてほしいかと言われたら全員です。が、あえて絞るとしたら、軽音部やサークルでバンドをやっている人々ですかね。「絶対コピーしたら楽しいやつやん!」って思ってもらえたら最高です。
──今後の展望や、理想、目標などを聞かせてください。
(キタザト)この「総じて言えば楽しい音楽という活動」を長く続けたいです。その中で個人的には憧れのあのバンドやらと対バンしたり、アイドルに曲を提供したり、夏フェスに出たり、街で声をかけられたりしたいです。あと、自分で聴いて本気で心震えて涙してしまうくらい良い曲を自分の手で生み出してみたいです。あと、速弾きできるようになりたいです。あと、めっちゃ歌上手くなりたいです。あと、キーボード弾けるようになりたいです。あと…
(立本)ずっとバンドやる、です。その中でじわじわと着実に、Akane Streaking Crowdの輪が広がっていったり、他のバンドのサポートなんかも細々と続けたりしていけたらいいなと思います。
──これから控えているライブやリリースなど注目情報があれば教えてください。
8/13(水) @ 下北沢CREAM
“PURIKURA MIND pre. 2nd’EPリリース記念自主企画「MY SOUL YOUR BEATS」”
6月のイベントで初共演したPURIKURA MINDのリリースパーティーに出演します!東京の友達が新しくできたみたいで嬉しいですね。是非にお越しください。







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