神戸在住のEggsキュレーター遊津場が先月見に行った関西のライブハウスイベントの感想を書いていくコーナーです。がっつりとしたライブレポというよりはコラム的なものと思ってください。
もちろん気になるアーティストが1組でも増やせるよう頑張ります!
2026年1月のイベントはこちら!
イベント名: 自主企画 「百戦錬磨」
開催日 :1月29日
場所 :MUSE BOX
出演 :豆原百音、石原克

奈良のSSW・豆原百音が自主企画「百戦錬磨」をMUSE BOXにて行いました。
活動4年目・21歳の彼女は地道にライブハウスや路上でライブ活動を続け、昨年行われた東名阪ツアーもしっかり駆け抜けました。先日には関西の3つのライブハウスが推薦するアーティストが選出されるイベント「KAZAANA」のプレイベントにも12組のバンドに混じって唯一SSWで選ばれるなど、活動を広げています。
そんな彼女の友達であり、因縁の相手である東京のSSW・石原克とのツーマンを見てきました。
因縁の理由は昨年両国国技館で行われた「ギタージャンボリー」というイベントのオーディションで相まみえ、石原が出演を決めたからです。
その悔しい思いを持って「バチバチにやりに来た」と呼んだとのことです。
そんな思いを受けた石原も「殴り合いに来た」「このツーマンは適当じゃない」と気合十分。ライブは初めて見たのですが、伸びやかで優しい歌声で本人が言う通り「本来はまったりした性格」というのにマッチした音楽。ただ今日は力んでピックが割れるなど、初めての私から見ても、豆原の熱にあてられているかもと思いました。
ただ自身も同オーディションで負けた経験があるからこそ「音楽に勝ち負けはない」「豆ちゃんもフロアも含めて皆で勝ちに来た」と、最後まで優しさとプライドも忘れないライブで、しっかり会場の空気を掴んでいました。
それでも豆原は負けん気の強さが見えるライブをしました。彼女のライブは久々に見たのですが、ちゃんと経験を積み重ねたことの分かる堂々としたライブ。『初恋』や『出囃子を待っている』のライブならではの囁くように歌う場面にグッと引き寄せられました。
「オーディションで負けて、悔しくて本戦を東京まで見に行った」「出演していた憧れのアーティストより、石原克の歌が頭に残った」という素直なMCも印象的。最後は〈変化するしかない〉〈続けていくしかない〉と歌い、「この戦いは互いに本戦アーティストとして出演するまで続きます」と決意を示したその姿に、さらなる活躍への期待を込めた拍手が送られました。
実は豆原百音は2月26日にOSAKA MUSEと私で主催するイベントのO.Aも務めます。それも(主に私のせいで)クセの強いバンドばかりの中です。
なのでこの日も良いライブでしたが、OSAKA MUSEの担当者があまり甘やかしてないと聞いたので「バンドに負けないように激しくね!」と僭越ながら伝えておきました。SSWの意地が見れる日になると思うので、是非チェックしに来てください。
https://giggs.eggs.mu/live/osaka/shinsaibashi/cm6z0bzk0005urfrcsc6smim8/zkkock4w48





















