Text:飯嶋藍子
Photo:ゆうばひかり
1月3日の“ニューロマンス”を皮切りに、5週連続配信リリース真っ只中のバンド・osage。
昨年9月にはサポートメンバーだったヒロクサマ(B / Cho)が正式加入し、今回の5曲からも「新しいosage」の空気の濃度が高く伝わってくる。
そんな彼らが1曲1曲に込めた思いをじっくり聞いた。
——今回、5週連続配信リリースということで、それぞれに色の違う個性的な曲が揃っていますよね。EPやミニアルバムにもできたと思うのですが、なぜ1曲1曲を単発で発表していくかたちにしたのですか?
山口ケンタ(Vo / Gt):今年で結成から5周年を迎えるんです。何かと“5”にかけたいと思っていたので、その最初の動きとして5週連続でリリースをしようと。かなりボリュームがあるし、大変だったんですけど間に合って良かったです。
——2021年はコロナ禍が続いていたり、osageとしてもメンバーチェンジがあったりと、様々な波があったと思います。この5曲が完成に至るまでにも心境の変化やそれに伴う動きがたくさんあったんじゃないかと思いますがいかがですか?
山口:そうですね。今回はosageとして初めてアレンジャーを迎えて宮田“レフティ”リョウさんに参加していただいたこともあり、曲作り自体がすごく変化して。今までは僕がひとりで原案を作ることが多かったのですが、“Sonic blue”はデモから4人でリレーをして音を重ねて肉づけしていきましたね。“yorunokakera”は2年前くらいからあった曲で、もともとの素朴な音と歌からは大きく変わりましたし、”ニューロマンス”も原案とはだいぶ違います。
田中優希(Dr):山口はだいぶウェルカムな性格だったんですけど、これまでは僕らが勝手に「これをやったら嫌がるかもな」と遠慮してたんですよね。山口のなかにあるイメージの再現度を高くしようとしている意思もすごく感じていたので、僕らが余計なものを入れて印象を変えすぎちゃうといけないんだろうなって。でも、今回は遠慮しないで勝手にボンボン入れていくようなスタイルになって。
クサマ:心境の変化については、徐々にコロナ禍を通り抜けていったということもあるかもしれないですね。そのなかで「一緒に作る」という気持ちが強くなった気がします。
山口:僕としても新しいやり方が見つかった感覚があって、再現性よりアイデアをもっと取り入れてみようという気持ちになったんです。そしたらどんどん世界が開けていった。それと同時に、今までは、元カノだったり誰かの大切な人だったり、対一人を歌うことが多かったのですが、より大きなものを歌いたくなったんです。自分対世界と言ったら大きいけど、そういうものを表現したいと思った時に、新しいものをどんどん取り入れていくようになりました。
田中:これまでのスタイルを崩したことで幅が広がったり、いろいろな方向が見えてきたのはすごく大きかったです。僕個人としては好き嫌いしなくなったというか。たとえば、音楽を聴く時も前は10秒聴いて「好きじゃない」って思ったらもう聴くのをやめてたので、尖ってるヤツだと思われていたんです。でも、最近はとりあえず一回聴いて、自分のなかに取り込んで、いいところはどんどん吸収しようと思えるようになりました。
金廣洸輝(Gt / Cho):僕はバンドサウンドのなかに同期音源を入れるのがあんまり好きじゃなかったし、お客さんがどう思うかとかも気にしていましたね。でも、実際に去年から同期を入れてみて感じたのが、やっぱりケンタの声が特徴的なので、ケンタが歌えばosageの芯は変わらないからブレないということ。結局全部osageになるんだと気づきました。
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