Text:FOLKS 岩井郁人
みなさん、こんにちは。FOLKSのボーカル、岩井郁人(イワイフミト)です。
さて、始めていきましょう!連載コラム「CO-LABO’」。コラボレーションとラボラトリーをかけて『コラボ』です。ゆかりのあるミュージシャンを始め、ファッション、アート、アニメ、映画、旅、学問、文学などジャンルを問わず様々な「人」や「コト」とコラボレーションして、僕を通してみんなに色々な情報や体験をシェアしていくのがテーマ。
この夏、僕は「岩ヰフミト」としてソロプロジェクトを発足し、札幌、名古屋、金沢、京都、大阪、東京の全6箇所を回ってきた。全国たくさんの土地へ旅をしてきた。【前回】は、「夏の思い出」をテーマに、ソロツアー前半の札幌、名古屋、金沢での思い出を振り返りながらテーマソングを紹介した。今回は後編と言うことで、京都、大阪、東京での思い出を元にテーマソングをご紹介するね!
8/6は金沢からの京都。超二日酔いのまま(笑)、4箇所目の京都Glowly3F(公◯食堂跡地)に到着。正直、移動中はずっとダウンしてた(笑)。
この日は阿部将也(LINE wanna be Anchors)くんとの一騎打ち。 会場についても具合が悪いまま、一曲目に歌った曲は歌詞に二日酔いの話が出てくるBlue & Yellow(笑)。金沢の夜がきっかけでこの日のライブから何かが吹っ切れたかのように、今までと違うライブができた。ツアー初日で着ていた堅固な鎧は、二日酔いのせいか(笑)、ここまでのツアーでの経験のおかげか、まったく姿を見せず、演出、演奏、MC、それこそ物販ですら等身大だった。今振り返ってみると、あの夜からそんな“枠”みたいなものが無くなって、すべての要素がナチュラルに溶け合った一つのライブを作れるようになった。まさに“キョウカヰセン”が溶けていった夜だった。
そんな京都のテーマソングは、デビッド・ボウイ『Heroes』
当時、デヴィッド・ボウイはベルリンに住んでいて、ベルリンの壁が崩壊する前に、その壁の近くで毎日デートを重ねていたドイツ人のカップルの話を描いたそうです。デヴィッド・ボウイのこの曲がベルリンの壁崩壊に、影響しているという説もあるらしい。“キョウカヰセン”が溶けていった夜に、ぴったりな“うた”。
そして8/7。5箇所目は大阪CONPASS。
この日の共演者は、やましたりなさん、Transit My Youth、Faded Old City。 実は今回のツアー、ライブハウスでライブをやるのは初めて。思いっきりフルセットのバンドと共演するのも初めて。 弾き語りと、バンドのフルセットの両極が介在してたあの夜は、すごくみんな素晴らしい演奏をしていて、フルセットのバンド演奏に負けない“うた”が 歌えるのか? 少しだけ、不安もあった。でも、ここまで積み重ねてきたものを、ただ零してみようと思って歌った。 すごく良い“うた”が歌えたと思う。
やましたりなさん、Transit My Youth、Faded Old Cityも昔から僕の活動を知ってくれていたみたいで、すごく嬉しかった。 すべて繋がってるんだと思った。
大阪の夜のテーマソングは、ボンベイバイシクルクラブ『Bad Timing』。
余談だけど、この日は関西に台風が直撃して、あいにくの悪天候。帰りの道中でも台風と一緒に、東京へ帰ったのでした。ほんと雨男。いろんなジャンルのアーティストが介在した夜(a different kind of fix)に来た台風はバットタイミングってことで(笑)。
そして8/11はツアーファイナル、Weekend Garage Tokyo。
ゲストに来てくれたのは、石毛輝さん、ハヤシコウスケくん、宍戸翼さん、こだまたいちくん。 めちゃくちゃ豪華なゲストを迎えての最後のパーティー。 ファイナルに相応しい、最強のメンツ。
当初はファイナルも、バンドセットで挑もうと思っていた。でももう迷わなかった。札幌、名古屋、金沢、京都、大阪で見つけたもの全部歌った。 たくさんのお客さんが来てくれて、それこそ音楽を始めてからお世話になったたくさんの人たちが駆けつけてくれた。そこにいるみんなと、美味しいご飯とお酒と“うた”を楽しみたい。“最高の夜にしたい”。ただそんな純粋な気持ちだけで過ごした最高な夜。
そんなファイナルの夜のテーマソングは、ビートルズ『In My Life』。
歌詞を引用して、音楽を贈りたいと思います。
In my life I love you more思えば、一番大事なことをずっと忘れていた気がする。好きなことで生きて行くこと。難しいことだけど、それを大前提に楽しめないと続けられないよね。めちゃくちゃシンプルに、最高の“うた”を作ってみんなで楽しみたい。そうやって死ぬまで生きていきたい。これまで以上に音楽を愛して生きたいと思っています。
“キョウカヰセン”を探すはずが、“キョウカヰセン”がなくなっちゃったこのツアー。一生忘れられない、夏の思い出。
来年は、どんな夏になるんだろう?きっと、どうせまた悩んでそうだけど。
みんなの夏はどうでしたか?
次回はソロツアー番外編!恵庭と札幌での追加公演を元にお話しようかな!それでは、また会いましょう。
バックナンバーは【コチラ】から
2017年10月7日(土)
@Brooklyn Parlor SAPPORO
START 20:00
<TICKET FREE>
※当日会場にて1ドリンク+1フードオーダー必須となります
<<ご予約受付中!>>
席のご予約をご希望のお客様は、
開催日時/公演名/時間/氏名/希望席数を
お問い合わせ窓口へお電話にてご連絡ください。
協力:Voice Works Sapporo 谷藤勝彦/Brooklyn Parlor 札幌
企画制作:FOLKS RECORD
お問い合わせ:011-209-3737(Brooklyn Parlor SAPPORO)
北の大地よりまたまたいきの良い新人の楽曲(札幌某所「最前線」)が配信リリース
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