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2024.07.12

リフの惑星、再始動インタビュー。ひとり残された孤高のロックシンガーはどこへ向かっていくのか。

インタビュー
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4月24日に開催されたワンマンライブをもって3人のメンバーが脱退し、今後の動向が注目されていたロックバンド・リフの惑星が、7月19日のライブで新たな船出を迎える。
大きな転換期を迎える今、複雑な心境の中で「リフの惑星」の名前を残し、ブレずに活動継続を選んだ真意とは。

ひとり残されたメンバー、オガタリョウ（Vo/Gt）へのロングインタビューで、彼自身が救われたという新曲と、なぜロックバンドを続けるのか、赤裸々に語ってくれた。



文：栄谷悠紀
写真：ゆうばひかり



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編集部あとがき

Eggsとしては、久しぶりの長文インタビューとなりました。
音源やライブだけでは伝えきれない想いの部分を、今回のオガタさんからも強く感じました。
アーティストに出会うキッカケは様々ですが、このインタビューを通じて、ひとりでも多くの方にリフの惑星を知ってもらえると嬉しいです。

最後に、オガタさんからのコメントをご紹介いたします。
7月19日（金）に渋谷La.mamaで行われるイベントにも是非足を運んでください。


 

今までずっと“自分は孤独なんだ”と思いこんで暗い部屋の中で生きてきた気がします。そんな自分も音楽と向き合っている時だけ、“生きていていいんだよ”と、唯一自己肯定してもらえてる時間でした。

そんな中から生まれた今までの作品は、自分自身に向けて歌いかけてきたようなモノばかりで、“愛されたい”一心で音楽を演ってきた気がします。でも自分から愛することをしない限り、当然それは報われないことも知りました。

そして今回バンドメンバーが脱退して一人になったことを機に、逆に自分はこんなにも多くの人に支えられている事を知り、自分は決して孤独なんかじゃないんだということにやっと気づくことができました。

あの日の自分に向けて歌ってきたステージの幕はそろそろ降ろそうと思います。
『あなたは一人ではない』と同時に、『僕らは一人ではない』という想いを、自分と同じような孤独に苦しんでいる人たちへ、一人でも多く伝える事が出来たら何て素敵な事なんだろうと、その想いがいつか届くようこれからも歌い続けたいと決めました。

今回の“(Just Like) Starting Over”は「ゼロからのスタート」がテーマです。そんな自分の中に目覚めた感覚を共鳴してもらえる仲間たちと、楽しい一夜を過ごしたいと今回のライブを企画しました。ゼロから始める気持ちで挑みますので是非ご覧いただけると嬉しいです。

（リフの惑星/緒方良）

 

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