Eggsスタッフが今月の注目アーティストを選ぶ、「Eggsマンスリープッシュ」!
今月のマンスリープッシュアーティストとしてピックアップされたアーティストにインタビューを敢行!今回は月と徒花!
──まずは自己紹介をお願いします!
兵庫県出身4ピースロックバンド、月と徒花です。 ボーカルの冨岡竜之介、ドラムの出口将暉、ギターのアサダケンタロウ、サポートメンバーのようちゃんの4人で活動しています。
僕たちは、言葉にできない恋愛の気持ちを音楽で言語化して、恋をしている人や、恋を忘れられない人に寄り添えるような音楽を届けています。
──バンドを結成した経緯を教えてください。
もともとはVo.冨岡が高校・大学時代に別のバンドでギターを弾いていました。当時はボーカルではなかったのですが、ボーカルの脱退やバンドの挫折を経験したことをきっかけに、「自分が歌うバンドをやりたい」と思うようになりました。 そこで2017年に、大学の軽音部の同期と月と徒花を結成しました。
結成してからはメンバーチェンジを繰り返し、2019年にドラムの出口と前ベースのヨシダカホが加入。約5年間活動を共にする中で、メンバーの脱退や活動休止など、決して順風満帆ではない時期も経験しました。
それでも音楽を続けることを諦めず、たくさんの出会いを経て、今の月と徒花があります。
──バンド名の由来を教えてください。
「徒花」という言葉は、日本語でしか表せない美しさがあると思っています。咲いても実を結ばない花という意味ですが、ただ「無駄」や「意味がない」という言葉では表現できない、儚さや美しさまで含まれている言葉です。
日本語以外の言葉に置き換えようとすると、きっと何個もの言葉が必要になると思うんです。僕たちは、そういう一言では説明できない感情や、言葉にできない想いを大切にしています。 「月」も、人によって見え方や感じ方が変わるものだと思っています。 綺麗なものだけじゃなく、寂しさや葛藤、届かない想いまで重ねられる存在です。
好きな歌詞に「月と六ペンスでギターを買った それも明日には折ってやる」という印象的な一節があって、そこにも相反するものが同時に存在する面白さを感じました。
綺麗なものと壊したい衝動、憧れと現実みたいな、一見矛盾している感情を日本語ならではの表現で描いているところに惹かれました。
──影響を受けたアーティストや音楽のルーツを教えてください。
※楽器を始めたきっかけになったアーティストや、バンドをやりたい!音楽をやりたい!と思ったアーティスト、好きなアーティストなどを教えてください。
メンバーそれぞれ影響を受けたアーティストは違います。
僕(冨岡)はL'Arc〜en〜Cielさんです。音楽ジャンルは異なりますが、楽曲の世界観や言葉選び、ボーカルの表現力に強く影響を受けました。
出口はONE OK ROCKさん。音楽の力強さや、世界に向けて届けていく姿勢に影響を受けています。
アサダはthee michelle gun elephantさん。ロックンロールの格好良さや、音で感情を伝える姿勢に惹かれています。
ようちゃんはハルカミライさん。真っ直ぐな言葉と、ライブで人の心を動かす熱量に影響を受けています。
それぞれ違うルーツを持っていますが、今の月と徒花の音楽には、その4人の好きなものや大切にしてきたものが自然と混ざっていると思います。
──曲作りはどのように行っていますか?
※デモトラックやメロディーを元に最終的にバンドで仕上げていく場合には、それぞれがどのように自分の楽器のアレンジを加えていくのかを教えてください。例えばメロディーの邪魔にならないように、楽曲全体の雰囲気に合わせて…や、作詞をする際のテーマやモチーフなど。
基本的には、毎週ボーカルの僕が鼻歌と歌詞を付けたデモをメンバーに送っています。 その中から、メンバー全員が「この曲いいね」と感じた楽曲を選び、ドラムの出口がアレンジを担当して、バンドサウンドとして完成させていきます。
歌詞のテーマはその時々で変わりますが、友達からの恋愛相談や恋人との惚気話を聞いたときに、「自分だったらどう感じるだろう」と自分の経験と重ね合わせながら書くことが多いです。
実体験だけではなく、誰かの恋愛や感情を自分の中で咀嚼して、一つの物語として音楽にしています。
──今、活動している中で最も大切にしていることはなんですか?
今、一番大切にしているのは楽曲制作です。 もちろんライブも大切ですが、音楽をやっていて一番感動する瞬間は、完成した曲をレコーディングブースで初めて聴くときなんです。 頭の中にあったものが一つの作品になって、「これは誰かの心に届くかもしれない」と思える、あの瞬間が何より好きです。 その感動を、一人でも多くの人と共有できるような曲を作り続けたいと思っています。
──あなたの作品がどのような人に届いてほしい、聴いてほしいなどはありますか?
自分の気持ちに不器用な人に届いてほしいです。好きな人に「好き」と言えなかったり、悔しい時に「悔しい」と言えなくて、家に帰って一人で反省会をしてしまうような人。
そんな不器用だからこそ、うまく生きられないと感じている人に、僕たちの音楽が寄り添えたら嬉しいです。
僕たちは、そんなあなたに「報われない日々なんてない」ということを、音楽で証明していきたいと思っています。
──今後の展望や、理想、目標などを聞かせてください。
2017年に結成した月と徒花も、来年で結成10周年を迎えます。 この10周年イヤーは一つの節目として、東京、大阪、そして生まれ育った神戸でイベントを開催したいと考えています。
そして、一番大きな目標はメジャーデビューです。 これまで積み重ねてきたものを信じて、一歩ずつ着実に前へ進みながら、月と徒花の音楽をもっとたくさんの人に届けられるよう邁進していきたいと思っています。
──これから控えているライブやリリースなど注目情報があれば教えてください。
8月13日は東京・下北沢で開催される「DRAFT FES 2026 SUMMER in TOKYO」、8月18日は大阪・心斎橋で開催される「DRAFT FES 2026 SUMMER in OSAKA」に出演します。
8月はそのほかにも、19日に大阪のサーキットイベント「SOUND SHOCK 2026」、21日の神戸KINGSXでの声にならないよ、リアクション ザ ブッタとのスリーマンライブ、27日は下北沢でゆっくりな光、イロムクとのスリーマンライブ、30日はYU’S(ex. YUTORI-SEDAI)、Absolute areaとのライブが名古屋で決まっています。
9月6日は月と徒花として初の東京自主企画を下北沢MOSAiCで開催します。対バンはAdult Family、606号室、PURPLE BUBBLEです。
9月22日は「TOKYO CALLING」、10月は大阪の「MINAMI WHEEL 2026」、広島の「SUPER ROCK CITY HIROSHIMA 2026」に出演予定です。
ライブでは、音源だけでは伝えきれない月と徒花の熱量を感じてもらえると思うので、ぜひ会場で出会ってもらえたら嬉しいです。
また、7月15日にリリースした「密か」も、言葉にできない恋愛の気持ちを描いた楽曲になっているので、ぜひ聴いていただきたいです。








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