今回の仕分け対象は「Shout it Out」。
高校時代に結成、現在20歳にしてメジャーで活動をするバンド。と書くと順風満帆なキャリアを築いてるように見えますが、3度目の挑戦で未確認フェスティバル2015で頂点に立った後、メジャーデビューを果たすも、直後にメンバー脱退で4人から2人体制になり、今は随時サポートを迎えながらの活動という、なかなか紆余曲折な経験をしています。
そんな彼らの最新作がメジャーデビュー2作目にあたる「これからと夢」というEP。
始まりの笛が今鳴って君は走り出した
目指すべき場所なんて今から探すんだ
終わらない夢をいつまでも見よう
『DAYS』より
僕たちはきっとどうにかやれるだろうから
あんまり心配はしなくていいよ
明日はきっと今日よりいい日になるぜ
そう信じて毎日を生きていこう
『これからのこと』より
まだどうすりゃいいか
分からないこんな世界でも
僕らはずっといつまでも
夢を見ている
『君はまた夢を見る』より
なんだかんだで未来。いろいろあるけど明日。徹底的に。
ただ現実逃避的に未来を見てるわけではなく、不安に押し潰されそうな心を受け入れて、なお前進しようという意思をどの歌詞からも感じられます。逆風も何のその、とにかく前に進んできた彼らのバイオグラフィーが説得力を増してるなあ。そう言う意味では、自分のための歌を歌ってる気がします。自らを鼓舞するように。自分のための歌は嘘がつけないから、説得力は当然。
でも、この気持ちは"これから"に不安や希望を抱えた十代にはとても共感できるんじゃないかな。
このEPにはもう1曲ボーナストラックがあって「青年の主張」という曲がアコースティックバージョンで1コーラスだけ収録されてる。こちらは3月に発売予定のアルバムの曲ということで、いわば次作のイントロダクション的にあるんだけど、歌詞を見るとさっきまでの3曲で描かれた夢見る少年が、少し大人になってる気がする、、。全貌はまだわからないけど、Shout it Outはドキュメンタリーのように成長を曝け出してくれるバンドなのかもしれない。
仕分けとしては「ロックキッズ観察記」でどうだろう。
悩んで学んで前向いて、青いバンドマンの生き様を感じよう。
バックナンバーは【コチラ】から
■Shout it Out 1stフルアルバム『青年の主張』リリースツアー
2/25(土) 大阪・OSAKA MUSE
3/5(日) 名古屋・APOLLO BASE
3/21(火) 松山・松山Double-u Studio
3/25(土) 仙台・spaceZero
3/26(日) 札幌・SOUND CRUE
3/31(金) 金沢・LIVE HOUSE vanvanV4
4/2(日) 新潟・GOLDEN PIGS BLACK STAGE
4/8(土) 福岡・DRUM SON
4/9(日) 広島・広島BACK BEAT
4/14(金) 神戸・MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
4/16(日) 高松・高松DIME
4/22(土) 松本・松本ALECX
5/7(日) 東京・TSUTAYA O-WEST
3月のマンスリープッシュ!DAYBAGに取材
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