「ライブハウスに行っても、いつも同じようなメンツばかり」こういう経験をした人は、少なくないのではないだろうか。やむを得ないことではあるのだが、ブッキングライブというものは同じようなジャンルや年代で固まりがちだ。それゆえに“界隈”なんて呼ばれ方をされたりもする。そういうライブイベントが悪いわけではない。しかし、得られにくいものもある。それは、“新しい出会い”だ。
来たる10月、ジョゼが面白い企画をする。その名も7th Gradation tour東名阪企画『to Fantastic city』。イベント名を見ただけだと、一般的な企画となんら変わらない印象を受けるかもしれない。しかし、この企画はいつもの彼らと一味違う。なんとライブに“ゆくえしれずつれづれ”といったアイドルや、“大地(ダイノジ)”といった芸人が出演したりするのだ。今回は、この企画を記念して行ったジョゼと大谷(ダイノジ)との対談の様子をお届けする。
Text:坂井彩花
Photo:塚本弦太
★前編は【コチラ】
羽深:めっちゃ急なんですけど、実は好き嫌いが激しいんですよ、僕。野菜とかもそうなんですけど、食べれないものばっかりなんです。
大谷:いつか食べられる時が来ますよ。今は、そうやって「嫌いだ」って言ってることが自分のアイデンティでしょ? 食える自分が来た時、超面白いですよ。俺も食えないものばっかりだったけど、40(歳)になってから食えるものがめっちゃ増えたもん。
羽深:40になって食べられるものが増えるんですか?
大谷:良いとこしか見つけなくなったら、全部好きになりましたね。ナスだったら「味ないなんて、最高だな!」とか(笑)。人に対しても同じように、良いことしか思わないんすよ。俺めっちゃ敵多いけど、人のことは嫌いにならないので。
羽深:なんか胸がキュッてなりました…。
大谷:人のことを嫌いにならなかったら、めっちゃ客増えるし、めっちゃ仕事増えますよ。
羽深:僕も少しずつですけど、嫌いなものが減ってきてはいるんですよね。その好き嫌いがなくなってきたっていうのは、「他の物をもっと取り込んでいきたい」という思いに比例して来てるのかなぁって。
大谷:そうかもしれないね。いろんなものを吸収したら、バンドがもっと面白くなりそう!
羽深:いま面白くなってるところですね。数年前は「こういう世界観でしかやりたくない」っていう拘りを捨てきれなかったり、嫌いな相手に対して悪態をついたりしてたんで。最近は「今まで、どうしてこうしなかったんだろう」って後悔してます。
大谷:俺もそういう時代があったよ。会うやつ全員に喧嘩を売ってたもん。その結果、いろんな人を敵に回しちゃったけど後悔はしてないかな。あの時でしか、できなかったことだと思ってるから。
「特集・ライブハウスの中の人」vol.1 〜北海道・札幌編 / 札幌PLANT(プラント)〜
総再生数10億越えのアーティストがプロデュースの新たなオーディション!!
峰清(ex. Asilo)が、新たにLAGHEADS LABELに移籍し、2ヶ月連続のシングル配信リリースが決定
DAYBAGのほろ苦いダンサブルな新曲「TOO」が10月25日にリリース決定!
10月度マンスリープッシュアーティストインタビュー~Cloudy~
【今週開催】ネクストブレイクの登竜門「旬は巡る。」タイムテーブルを公開!
不眠旅行「可惜夜」タワーレコードあべのHoop店強力レコメンド企画!
10月度マンスリープッシュアーティストインタビュー~TiDE~
Eggsレコメンライブ Vol.20 追加アーティスト決定!
利用規約およびプライバシーポリシーを確認し、
同意のうえ登録・ログインしてください。
利用規約およびプライバシーポリシーを確認し、同意のうえ登録・ログインしてください。
アカウント登録はこちら