【Eggs番長アリスが行く!】 kobore インタビュー

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インディーズアーティストを応援する“Eggs番長”アリスムカイデがアーティストを直撃! 第3回目のゲストは、昨年の「ワン!チャン!! ~ビクターロック祭り2017への挑戦~」でグランプリを獲得し、3月7日に1stシングル『アフレル』をリリースしたkobore。Eggs番長が、いつだって真っすぐに思いをぶつけているkoboreの音楽性と人間性へ迫る!

◆kobore:佐藤 赳(Vo.Gt.) / 田中そら(Ba.)
◆Eggs番長:アリスムカイデ

Photo:坂田貴広 / Text:坂井彩花

▲1st Single「アフレル」

アリス:3月7日に発売されたシングル『アフレル』も、ツアー中から作成されていた曲なんですか?

佐藤:そうですね。ツアー中に歌詞を書いてました。

アリス:あの忙しいツアーの最中に…。

佐藤:なんならいろんなインタビューを読んでもらうより、『アフレル』を1枚聴いてもらうほうが僕らの2017年がわかると思います。

アリス:2017年のベストアンサーが「このシングル聴いてください」ってすごいわかりやすいじゃん。そうやって言われてみると、歌詞とかもすごい入ってきますね。なんか不思議。

佐藤:人生の中でツアーを回ってみて思ったことが、ギュッてなってます。僕に普段の生活とライブは別物で、言い換えるならば“日常”と“非日常”。その交差する現実の中で感じたことが曲になっています。僕自身、ライブの時に何言ったとかこんな行動したとかあんまり記憶にないんですよ。別物の自分がライブしてるみたい(笑)。

アリス:曲作りは佐藤君がサビを持っていってそれに添うようにっていう話をしていましたが、今回は歌詞全体を考えてからみんなで作った感じなんですか?

佐藤:そうですね。けっこう歌詞ができあがってからメロディーをつけたので、今回はちょっと珍しいパターンかな。それだけ歌詞重視な曲になってますし、2017年が見えるものになっていると思うので。 10月頃には曲ができあがってないといけなかったので、気合でやったところはあります。ライブして打上もちゃんと出て、機材車に戻ってアコギで曲を作るみたいな毎日でしたもん(笑)。そして、東京に戻ってきた唯一のオフ日にスタジオに入ってレコーディングするっていう。

アリス:そんな思いがたくさん詰まった『アフレル』の、ここを聴いてほしいっていうオススメポイントを教えてください。曲でも歌詞でも、このメロディーのここが大変だったでもいいんですけど。

田中:「僕の全部」のベースラインですかね。

佐藤:僕も同じ曲だな…。まだライブでもあまりやったことのない、曲名もあまり知られてないような曲なので。

アリス:2017年のツアー中にも、披露していたりするんですか?

佐藤:ちょっとだけやりました。ファイナルとかかな。

アリス:1番しんどかったツアーの時期に作っているにも関わらず、状況をプラスに変えるような歌詞が詰まっているとそれだけで胸に迫るものがありますよね。聴こえ方も変わってくるし、スッと入ってきやすくなります。

佐藤:そうだと嬉しいですね。


アリス:この『アフレル』を持って、ツアーに出るわけですね。懲りずにまた1か月間にライブを詰め込みましたね…。

佐藤:1か月の間にスタートからファイナルまであるっていう…。なんで詰めたんだろ(笑)。

アリス:ツアーが大阪スタートなのはどうしてですか?

佐藤:大阪が好きだからです。大阪の2nd LINEっていう箱が、すごい好きなんですよ。僕がバンドを始めるきっかけになった憧れの人が、そこで働いてるんです。

アリス:へー! そのきっかけって、どなたなんですか?

佐藤:ソウルフードってバンドのふみやんさん(前田典昭/Vo&Gt)。彼が2nd LINEで働いてるので、第2のホームとして築いていけたらいいなって思ってます。

アリス:その第2のホームである大阪から府中に戻ってきて、今度は名古屋でしょ? 今回も、けっこう攻めたライブ日程ですよね(笑)。

佐藤:そうですね。3日の府中を逃すと働くタイミングがなくなっちゃうから、ちょっとしんどくてもそうしようって。日にち跨ぐしいけるかな、って(笑)。もはや大阪とか近いよね!

田中:うん。すぐ行ける。

アリス:ツアーにおける個人的な目標ってありますか?

佐藤:ちゃんと歌うこと。前回のツアーよりも喉を計算して、良い歌詞を良い歌で届けられたらいいなって思います。この先も、ずっとステージに立っていくことが僕の目標なので。

アリス:田中くんはどうですか?

田中:ちゃんと観光することですかね(笑)。koboreの観光大使になりたいなぁ…。

アリス:ツアーがこれだけ詰まってると、観光をしてる暇なさそうですもんね。

佐藤:2017年のツアーでは、金閣だけ無理やりいきました(笑)。滞在時間、3分くらい?

アリス:それって金閣に辿りついたんですか?

田中:辿りつきましたよ(笑)。写真だけ撮って帰ろうって。

アリス:今回のツアーはどこに行きたいですか?

佐藤:名古屋にある矢場とんに行きたいんですよね。

アリス:ヤバトン…?

佐藤:矢場とんっていう味噌カツ屋があるんですけど、めちゃくちゃ名古屋遠征してるのに1回も行けてなくて。

アリス:やっぱり食べ物なんですね(笑)。

佐藤:食べ物ですねー…。だから、4月からまた太っちゃいそうで心配なんですよ。

アリス:痩せたって話をさっきしてたのに。

佐藤:だからツアーの先々で、お客さんが「痩せた?」って僕に言ってくれると助かります。メンタル予防的な(笑)。

アリス:ライブのセットリストは、どういう風に決めているんですか?

佐藤:当日に…。

アリス:当日!?

佐藤:そう、当日(笑)。余裕があるライブって好きじゃないんですよ。緊張感があって切羽詰まってる方が好き。 だからセッティング中にお客さんの雰囲気を見てセットリスト決めて、リハ前かライブが始まる直前に「今日のセットリストを発表します」メンバーに伝えてます。曲順はこんな感じで繋ぎはこんな感じでって。いざステージに立ってみないと、どんなセットリストがいいかイメージがわかないですしね。

アリス:すごい…、それについていくメンバーもすごい!

佐藤:たくさんライブしてるから、慣れっこになってきたよね。

アリス:ライブの流れやストーリー性は意識されているんですか?

佐藤:直感ですね。俺から入る曲にしようとか、みんなで入る曲にしようとかも含めて。けっこうバラバラです。

アリス:そんな風にライブされてたら、ツアーも全通したくなりますね!

佐藤:そう思ってもらうのが、けっこうメインですね。

アリス:じゃぁ、こういう風にツアーを回っていきたいっていうテーマとかってありますか?

佐藤:『アフレル』を出したことによって僕らの曲を初めて聴いたかたもいると思うんで、そういう方が初めてkoboreのライブを見た時に「いいじゃん!」って思わせられるようなツアーにしたいですね。

links

profile

kobore
Vo.佐藤を中心に2015年10月に東京府中にて結成。生と死を等身大で語りかけ、“今”を叫ぶ歌モノロックバンド。

≪MEMBER≫ ※写真左から
安藤太一 (Gt.Cho.)
伊藤克起 (Dr.)
佐藤 赳 (Gt.Vo.)
田中そら (Ba.)

release

single

「アフレル」

kobore
  1. 1. 君にとって
  2. 2. 僕の全部
  3. 3. 声
2018.03.07 RELEASE
¥1,080 (Tax in) / EGGS-0028

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