歌詞

作詞：かなと

作曲：かなと

柔らかな風が吹いて水たまりに映る雲は 滲んだ夢を映して朝方の光に溶けた。 水平線の彼方へ小さな船を浮かべるよ。 引き返すことなんかもう出来ない。 空に隠した雨も暗いその瞳も 光をかざして輝かせていく。 いつの日も叶わない理由ばかり探さないでよ。 胸の奥に秘めた願いを自分を歌い続けて。 憧れた空にかかった雨雲だって途切れていく。 僕の心で。 電線を伝う雫 うつむいた煌めく夢 視界の風景画はぼやけていく。 空に手のひらかざして 握りしめてみても ぼやけた光さえ見えちゃくれない。 弱い自分とにらめっこなんて笑えないよね。 微笑むことは出来なくて いつも泣いてばかりいた。 引きつる笑顔に迷いを隠せるはずもないけど ぼやけた風景画をまた描いていく。 嬉しいことも悲しいことも 時とともに流れてしまう。 自分の価値もわからないまま 歯車は回り続ける。 何度、何度も涙流しては立ち上がるから 僕の頬を伝う願いを光らせるまで。 いつの日も叶えたい希望がここにあるから 胸の奥に秘めた願いを光を歌い続けよう。 憧れた空を見上げてあの日描いた夢まで 溢れた涙とともに消えることはない。