歌詞

作詞：荒井涼介、小松正太郎

作曲：荒井涼介

ぶっ壊れた電子タバコが蒸かす煙 子供に刺青 松明舞う シャッター蹴る群衆 こんな街逃げ出して もう他愛なく 恥でも捌いて 食い繋いで 構わないよ 存分に吸い尽くして 美しく体の底迄 棲みついてしまえよ 全て奪ってしまえよ どうせなら一滴も残さず 血はもう散々流したでしょ？ ねぇ、もっとこっちを見てよ 延々と続くのだろう 構わないよ 寒空、頬を貫通 頬に着く絆創膏の糊のあと コートの上から摩る 青アザは枯れた花みたいに 誰もが寄生虫なんて言葉使うけれど 虫ほど気持ち悪くないね 高飛車に咲き誇るみたいね 棲みついてしまえよ 全て奪ってしまえよ どうせなら一滴も残さず 血はもう散々流したでしょ？ ねぇ、もっとこっちを見てよ 延々と続くのだろう 構わないよ 寒空、頬を貫通 筆圧が強すぎるから鉛筆の芯が 直ぐに折れてしまうの 束の間注射針は皮膚を通らぬ程に 痛みだけでしか分かり合えない 私達は愚かでしょうか 棲みついてしまえよ 全て奪ってしまえよ どうせなら一滴も残さず 血はもう散々流したでしょ？ ねぇ、もっとこっちを見てよ 永遠と続くのだろう 構わないよ 寒空、頬を貫通 ぶっ壊れたボンネットが蒸した煙 宛もなく明けた夜明けに 訳もなく更かしたあの空に もう私の名前ですら覚えていないでしょう それでも構わないよ 寒空、頬を貫通。