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日本三大随筆のひとつ、鴨長明の【方丈記】…。 その冒頭の序文は非常に有名で、 定期テストや入試に頻出しますが、 この作品は、その方丈記序文、全文を一字一句変えず、 曲を付けて歌ったものです。 アコースティックギターとピアノをメインとして、 流れる様なサウンドになっています。 作曲/編曲に当たって留意したのは、 意味の良く通る纏まった単位の文章でメロディーを分ける事、 難しい歌い回しを避け、素直に歌える事、 そして何より楽曲としての完成度を高め、 純粋に音楽として楽しめる様にする事です。 タイムワープコラボレーションとして、鴨長明さんに 褒めて貰える出来にしようと頑張りました。 この曲を通学の時に聴いたり、1日数回歌ったりして、 諳んじて歌える様になれば、 方丈記序文全文を完全に暗記出来た事になります。 歌ですので、記憶にもしっかり定着します。 序文全文を暗記する事によって、 方丈記の世界観、無常観も、より深く理解出来る事でしょう。 混迷する今の時代に、この方丈記の思想を学ぶのは、 意義深い事だと思います。 評判が良ければ、徒然草、枕草子、般若心経での 作曲も行いたいと思っています。 三大随筆の内、まずは一番曲付けが難しそうな 方丈記から挑戦してみました。 私のチャンネルの中に、平家物語前文(祇園精舎)と、 有名人の辞世の句に曲を付けたものもありますので、 御試聴頂ければ幸甚です!
作詞:本文 鴨長明 エンディング 白狐姫
作曲:白狐姫
ゆく河の 流れは 絶えずして しかも もとの水 にあらず よどみに 浮かぶ うたかたは かつ消え かつ結びて 久しくとどまり たるためしなし 世の中にある人と栖(すみか)と また かくのごとし たましきの都のうちに 棟を並べ甍(いらか)を争へる 高き 卑しき 人の住まひは 世々を経て 尽きせぬものなれど これを まことかと 尋ぬれば 昔ありし 家は稀なり 或(あるい)は去年(こぞ)焼けて 今年作れり 或(あるい)は 大家滅びて 小家となる 住む人もこれに同じ ところも変はらず 人も多かれど いにしへ見し人は 二三十人が中に わづかにひとりふたりなり 朝(あした)に死に 夕(ゆうべ)に生るる ならひ ただ水の 泡にぞ似たりける 知らず 生まれ死ぬる 人 いづかたより 来りて いづかたへか 去る また知らず 仮のやどり 誰(た)がためにか 心を 悩まし 何によりてか 目を喜ばしむる。 その主(あるじ)と 栖(すみか)と無常を 争ふさま いはば朝顔の 露に異ならず 或(ある)いは 露落ちて 花 残れり 残ると 言へども 朝日に 枯れぬ 或(ある)いは 花 しぼみて 露なほ 消えず 消えずと いへども 夕(ゆうべ)を 待つ ことなし 方丈記 私の 方丈記 時を越えて 方丈記 語りかける 方丈記 私の 方丈記
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